《MITASAI REPORT-2022》児童文化研究会―3年ぶりの三田祭、子どもたちとの関わりを第一に

11月22日の13時、三田キャンパス第一校舎107教室にて、児童文化研究会は、人形劇の企画「きゅうりのたね」を行った。

観客は子どもが中心だ。教室にはたくさんの絵本があり、来場した子どもを飽きさせないための工夫を凝らした会場づくりが目立った。人形や舞台のセットも手作りで繊細に作られていた。また、人形劇が始まる前は子どもと目を合わせながら、子どもとの手遊びを行うなど子ども目線の活動が行われた。

会場の様子

人形劇「きゅうりのたね」では、人間の目に見えないかっぱが目にみえるようになったことによる人間世界とかっぱとの関わりを描いた。かっぱが人間に対して思った感情や、世代を超えてかっぱがいい伝えられた経緯が表現された。

三田祭委員長の金澤一心さん(商3)は、親戚との付き合いによる子どもとの関わりがもともと多く、子どもと一緒に遊ぶことの楽しさを感じたという。そこで、高校時代には仕事経験で幼稚園に行く活動を行い、大学に入って児童文化研究会の入会に至ったという。三田祭の展示においては、子どもたちが楽しめることを第一に考え、子どもたちに対する優しい接客を心掛けた。

児童文化研究会の活動にあたって、子どもたちの日々の成長を見守られることに一番やりがいを感じていると金澤さんはいう。子どもたちと長らくつながり、見守りたいという気持ちが、さまざまな活動の原動力になっている。だが直近の3年間は、コロナ禍で活動が全くできなくなり、外部の人と積極的に関わることに限界があった。だからこそ、今後はコロナ禍以前の活動を取り戻し、チャレンジ精神をもって子どもたちが楽しめるものを提供したいと金澤さんは語る。

今回の三田祭の活動については、「楽しかった」と金澤さんは振り返った。一般来場者が訪れる3年ぶりの本格的な三田祭であるため、どうすればいいのかよくわからず手探りの状態だったという。そんな中でも子どもたちを楽しませることができて満足だと述べた。

三田祭委員長の金澤一心さん(商3)

 

(朴太暎・上田乃輝)