夏目漱石が誕生してから、今年で150年が経つ。漱石が生まれ育ち、生涯を閉じた街である新宿区早稲田では、きょう「新宿区立漱石山房記念館」が開館した。

初の本格的な漱石記念館として、展示(通常展・特別展)や講座・イベントを開催し、漱石とその文学世界を紹介する。新宿区が所蔵する草稿や書簡、初版本なども公開。館内では、漱石が晩年の9年間を過ごした「漱石山房」の一部、書斎・客間・ベランダ式回廊が再現されている。

そのほかブックカフェ、ミュージアムショップ、漱石作品や関連図書を閲覧できる図書室などがあり、気軽に誰でも利用できる記念館を目指している。

《後日、記者の取材による見学レポートを公開予定》