慶大、キャンパスライフ奪還へ

慶大は、今月3月22日から31日の10日間、新型コロナウイルスワクチン大学拠点追加接種を実施する。三田キャンパスの接種会場で、2回目接種から6か月経過している大学生や教職員等が対象。慶大は7日からの全面対面授業再開に向けて、感染対策を徹底していく考えだ。

慶應義塾では、大学へのワクチン供給状況や地域での接種体制などの動向を注視しつつ、昨年11月頃から、3回目接種の規模や体制、時期について検討してきた。

2回目接種を完了した日から、6か月以上が経過した18歳以上の方が対象の追加接種。2回目の接種を昨年7月から8月にかけて受けた塾生が多いなかで、3回目接種は6か月後の1月から2月ではなく3月末と5月末という時期設定になっている。慶應義塾新型コロナウイルス感染症対策本部によると、3回目の接種の概要を発表した1月初旬時点では、2回目の接種から8か月が過ぎていることが条件となっていたからだという。

ガイダンスや授業の日程、接種場所や医師、看護師、薬剤師など接種にかかわるスタッフの確保などの観点から接種開始時期を早めることなく、1期の接種は予定通り実施される。

慶大では、春学期の授業では、全面的に対面授業を再開する。対面授業再開とワクチン接種の関連について、慶應義塾新型コロナウイルス感染症対策本部は、「4月からの春学期授業開始を前に、3月下旬からワクチン3回目接種を実施することで、塾生の皆さんがさらに安心して授業を受けられるようにする」とコメントした。

3回目の大学拠点接種の実施に先立ち、慶大での3回目の接種希望の有無を確認するアンケートを実施していた。約1万5000名の回答のうち、「3回目も慶應での接種を希望した方」は8割以上の約1万3000名だった。ただ、実際の予約数は4475名(3月14日時点)に留まっている。自治体の接種会場や医療機関で早期に3回目の接種を済ませた塾生もいる。

2022年度の新歓は対面とオンラインの併用で行う見通しとなった。

塾生代表の山田健太氏は3月15日、2022年度の新歓日程と活動の詳細を発表した。今年度は昨年度までとは一転して、対面での新歓活動も実施されることとなった。主に学部1、2年が通う日吉キャンパスでは、4月4日から6日まで。対面新歓の内容は教室等を活用した、説明会や簡易なパフォーマンスだ。

オンラインでの新歓も併用して実施する。全キャンパス対象のオンラインYouTubeイベント「KeioRi 2022」では、各団体は15分程度ZOOM等に参加し、新入生に向けて団体を紹介する。

その他の新歓活動としては希望する団体の紹介全てを掲載したパンフレットの入学式等での配布とWEBサイトでの公開がある。