慶應義塾體育會少林寺拳法部は1960年に創部した。大学の少林寺拳法部としては日本で最も古い。同部に所属する、高鹿(こうろく)綾華さん(文3)と高澤理沙さん(文3)に話を聞いた。

少林寺拳法とは

少林寺拳法は、護身術としても使われる、日本発祥の武道だ。突きや蹴りなどの剛法と、固め技や投げ技などの柔法で構成される。一般的なスポーツでは、体格が大きく、筋力や体力のある人が競技をする上で有利だ。しかし、少林寺拳法は筋力や体力ではなく、おもに神経や関節といった体の仕組みを利用して技を決める。体格の小さい人や体力に自信のない人でも、仕組みを理解し、理を習得すれば、相手を投げ飛ばすことができる。
大学生の少林寺拳法の大会は、演武と立合評価法の2つの部門がある。演武は、あらかじめ決められた投げや蹴りなどの技を組み合わせ披露し、技の正確さを採点方式で競う。一人で行うものから大人数で行うものまで、さまざまだ。立合評価法は、防具を身に着け、実践形式で行う。どれだけ技を決められるか、ポイント制で競う。いずれも、段や級ごとに部門がわかれており、初心者も入部当初から活躍できる。

體育會少林寺拳法部について

慶應義塾體育會少林寺拳法部は現在、およそ30人(男女比、6対4)が所属している。部員のほとんどが、大学から少林寺拳法を始めた。それでも実力を伸ばし、大会で結果を残している。2020年度の大会では、黒帯が3組、茶帯が1組、白・緑帯が1組、計8人が優秀賞を取った。このうち7人が大学から競技を始めた選手だ。

體育會少林寺拳法部の魅力

部の魅力は、アットホームな雰囲気でありながらも、礼儀を重んじていることだ。先輩や同期、後輩の垣根を越えて、互いを尊敬し、感謝し合うことを大切にしている。さらに、新入生が入部するまでのサポートも手厚い。高澤さんは、「先輩が、入部までに何度も悩みを聞いてくれ、考える時間を与えてくれた」と語る。
学業優先の方針を取っており、学業と両立しやすいことも魅力だ。活動は授業期間の場合、平日3日間と土曜日に行っている。平日は、それぞれの予定に合わせて活動する曜日を自由に決めることができる。そのほか、司法試験など資格の勉強をしている人や、理系の学部で実習がある人は活動日数を減らすことができる。
高鹿さんは、「学部や性別、競技歴といったバックグラウンドに関わらず、どんな人でも大歓迎。いつでも門戸は開かれているので、気軽に声をかけてほしい」と話す。

早慶戦

12月5日に、日吉記念館で早慶戦が行われる。この大会では、立合評価法で得点を競う。昨年度は慶大が勝利した。今年も慶大に勝利をもたらすため、部が一丸となって試合に挑む。
體育會少林寺拳法部では公式ホームページ、Instagram、Twitterを開設しており、部員の声や活動内容について詳しく紹介している。體育會少林寺拳法部に興味のある人は、ぜひチェックしてほしい。

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(篠原佳鈴)