本記事では、慶應義塾時事英語研究会(A.C.E.)というサークルを紹介する。A.C.E.は文化団体連盟に所属する公認の学生団体であり、1962 年から続く伝統あるサークルだ。現在、22名の部員が所属している。本記事では、そんなA.C.E.の魅力に迫る。

A.C.E.の活動

A.C.E.では英語を軸として様々な活動が行われている。

主な活動は「定活」と呼ばれる英語でのディスカッションだ。DMM 英会話のニュース教材を用い、そのテーマについてディスカッションをする。英語力の向上はもちろん、国内外の時事問題に定期的に触れることで自然と視座を養うことができる。

また、TOEICを部員と一緒に解く「TOEIC 勉強会」もある。就職活動では高いスコアを求められることも多いが、TOEICの勉強は1人だとモチベーションの維持が難しい。A.C.E.では仲間と楽しく、かつハイスコアを目指すことができ、一石二鳥だ。

他にも、英語の多角的な成⻑を目的として、OBOGによる講演会も実施されている。

新型コロナウイルスの影響により、 現在は Zoom で週1回のペースで活動している。部員によるアンケートで活動日を決定しており、バイトや他サークルの活動が忙しい学生でも両立ができる点もA.C.E.の魅力だ。

英語を軸とする活動だけではなく、OBOG を巻き込んだ「就職懇談会」も実施されている。A.C.E.は今年で創部 58 年目を迎えた歴史あるサークルだ。OBOG の数が非常に多く、様々な業種で現在でも活躍している。この就職懇談会は、そうしたOBOGと話すことができ、学生にとって就職活動や社会について学べる機会になっている。

A.C.E.の魅力

所属する学生の幅広さは A.C.E.の大きな魅力だ。文系学部の生徒はもちろん、理工学部や医学部の生徒も所属している。また、帰国生や留学経験者などの英語が堪能な学生も所属しており、多種多様な学生と交友関係を築くことができる。

帰国生や留学経験者などが所属していると知り、不安を感じた方も多いのではないか。しかし、その必要はない。A.C.E.では「英語が好き」という気持ちがあれば、誰でも楽しめるサークルだ。今回、取材した学生もスピーキングには自信がないという。しかし、「A.C.E.は英語が堪能な学生を手本として自分のペースで成⻑することができる環境となっている」と語った。英語能力に関わらず英語を楽しめるのびのびとした雰囲気が、A.C.E.の最大の魅力なのだ。

最後に

英語でのディスカッションを主な活動とするA.C.E.には様々なレベルの学生がいる。だからこそ、自分のペースで成⻑できる場となっている。英語のスキルは全く問われない。A.C.E.では「英語が好き」という気持ちが重要だ。失敗を恐れず、英語力を伸ばすのに最高な環境で英語を存分に楽しんでほしい。

A.C.E.Twitterとホームページで積極的に情報発信をしている。

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