慶應塾生新聞会 三田オフィス

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《喊声》生きる

喊声

いつだってこの世は不公平だ。国籍、性別、容姿、スペック……。その差は進学、就職、人生のあらゆる場面で現れる。どうしようもないとわかっていても嘆かずにはいられないこともある。その中で私たちに与えられた平等なもの、それは「時間」だ。誰にでも夜が来て朝が来る。明日が必ずやって来る保証はないが、等しく1日は24時間だ。

大学生になって時間の制約が少なくなった。履修の組み方も2か月ある長期休みの使い方も私たちに任されている。いや、任されているというよりも大学生という時をどのように過ごすか、自由の下にすべての責任を負っているのかもしれない。

12月も中盤に差し掛かり、1年を振り返る時期がやってきた。「平成最後」が枕詞になった今年。例年以上に時の流れを意識する機会が多かったのではないだろうか。今までの時間を私はどれだけ大切に扱ってきただろう。

時間の使い方は生涯の課題だ。人生100年時代と言われる今日。私たちはようやく第1コーナーを迎えようとしているに過ぎない。この先どのようなレース展開でゴールを迎えるかは自分次第である。

ゲーテは言った。「毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように」

(高井日菜子)