1 thought on “岩切氏、四度目の挑戦で塾生代表 全塾新執行部が発足へ

  1. 今回の選挙で導入された「投票済証による割引」は、確かに投票率の向上に一定の成果を示したものの、選挙の本質に反するものではないか。学生の関心を引きつける努力は評価されるべきだが、「投票=得する行為」と捉えられるようになると、本来の「意思表明としての投票」が形骸化する懸念がある。
    実際のところ、低投票率という現象自体が、学生による「学生自治への消極的な不支持」の表れではないか。もしそうであれば、全塾協議会が現実を直視せずインセンティブで数字を上げることは、学生の本音を覆い隠すことになりかねない。利益供与的手法に頼ることなく、学生が自発的な学生自治の意義を感じ、意思を示す風土をどう育むか、あるいは、学生自治をどのように「店じまい」していくかこそが、これからの学生自治に問われる本質的な課題ではないか。

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