【留学のすゝめ 】慶大が提供する 留学制度あれこれ

 慶大が提供する国際交流の場がどれほどあるか、知っている塾生はどのくらいいるだろうか。今回は、海外からの留学生と留学する塾生の窓口である国際センターの加藤好郎事務長にお話を伺った。

 留学には休学を要する私費留学と単位の互換が可能な交換留学とがり、国際センターでは協定校に留学する交換留学を主に扱っている。

 交換留学はあくまで一定の語学力をつけた上で、学びたい科目が明確であることが前提だ。実際に交換留学を決めた塾生の理由や目的として「慶大では学べないものや興味のある教授の授業を求めて」「一般教養をつけたい」「海外の大学に魅力を感じた」などが挙げられる。

 また英語が得意な塾生が多いのも事実であり、TOEFLの点数を伸ばす努力や、日本にいる内から英語に多く触れておく必要がある。その点においても、国際センターが大いに活用できる。国際センターは研究講座と題して、外国や日本の文化、社会などについて英語による授業を開設しており、学部生ももちろん受講できる。

 他にも、慶大に通う留学生との交流の場もあり、留学生と同じ寮に住みながら彼らの生活を支援するレジデンス・アシスタント(RA)の募集や、将来的には塾生と留学生が交流でき、塾生の留学相談窓口も兼ねた国際交流ラウンジを創設する予定だ。このように、大学が留学生に提供するものを塾生も利用することで英語や海外の文化に触れる機会を増やせる。

 しかし、国際交流や海外留学への情報が少ない。国際センターが開催する留学フェア(6月11日)では、留学先やシステム、必要なTOEFLの点数など様々な情報が得られる。国ごとに分かれて相談できるブースも設けられる。漠然としている留学のイメージも情報を多く得ることではっきりしてくる。フェアだけでなく、キャンパス内の国際センターにも資料が置いてある。

 「塾生にぜひ4年間の間に海外へ行ってほしい」と、加藤事務長が語るように、国際センターは塾生が国際人になる力をつけ、慶大が国際的競争力をつけるための手助けをしている。留学を考えるなら、まず自分が通う大学から情報を得て、その制度を最大に利用してもよいのではないだろうか。

(今村和香子)