11月26日の三田祭最終日、メインステージに現れたのはアイドルコピーダンスサークル「さよならモラトリアム」だ。冬空に映える赤色の衣装に身を包んだ彼女たちが現れると、会場は歓声に包まれた。

 

1曲目はSUPER☆GiRLSの「ナツカレ★バケーション」。サビの一体感もさることながら、各メンバーの見せ場も多く見応え抜群だ。メンバーの煽りに呼応するようにコールの声も大きくなっていき、会場のボルテージは一気に上がっていく。

 

続く2曲目はAKB48の「彼女になれますか?」。イントロの決めポーズから観客と目を合わせ、笑いかけている姿が印象的だ。王道アイドルソングに合った可愛らしくもメリハリのあるダンスに、会場の歓声も大きくなる。

 

3曲目は今までの楽曲と一味違う、大人っぽい表情とダンスでアンジュルムの「愛・魔性」を披露。ラテン風の情熱的なビートに合わせた滑らかなダンスに、観客はさらに引き込まれていった。ダンスとメロディがピッタリとあった音ハメも心地よい。

 

4曲目は=LOVEの「あの子コンプレックス」。切なげなメロディで曲が始まると、メンバーの表情も一転。フォーメーションチェンジの滑らかさと、指先にまで気を配った儚いパフォーマンスはまさに圧巻。さよモラの表現力の豊かさを見せつけた。

 

5曲目は私立恵比寿中学の「ラブリースマイリーベイビー」を弾ける笑顔で披露した。Aメロの二人でハートを作る可愛らしい振り付けに会場は湧き、サビの元気なコールアンドレスポンスで一体感も作られていく。

 

最終曲はNMB48の「らしくない」。常に観客へと向けられる輝く笑顔とフリルまで揃ったダンスから、今まで積み重ねてきた努力が垣間見える。寒さを吹き飛ばすような全力のパフォーマンスで最後まで観客を魅了した。

 

11人という大人数で三田祭に参加するのはさよモラ史上初めて。曲間の煽りやコールがしやすい曲選択によって、ファン以外の観客も大いに魅了した。出演依頼を受けた全てのステージに参加するなど、まさに走り切った4日間だった。

 

終演後、メンバーのるみさんとまゆさんにメッセージをもらった。

「ファンの方々、3分などの短い登場時間の企画や朝早い出番にも足を運んでいただきありがとうございました。コールなどで一緒に盛り上がってくれて、本当に楽しい時間を過ごせました!私たちを知らない方々も一緒にのってくれて、本当に思い出に残る三田祭でした。これをきっかけに、さよモラを知っていただけたら嬉しいです!(るみ)」

「私たちのパフォーマンスを見たいと思って駆けつけてくださるファンの方々、本当にいつもありがとうございます!三田祭で私たちのことを初めて知る方々もたくさんいると思うのですが、ステージの感想などをSNSなどで載せていただいて、さよモラを広めていただけるととっても嬉しいです。慶應の中でもっとたくさんの方々に知ってもらえるように頑張ります!(まゆ)」

 

さよモラは12月6日に「UNIDOL 2023-24 Winter 関東予選」へと出場する。ぜひこの機会に、圧巻のパフォーマンスと輝く笑顔を堪能しにいってはいかがだろうか。

 

藪優果