《好きの1ページ》第1回 文房具のひみつ〈後編〉

新型コロナウイルスと文房具の「いま」

遠藤さんは「近年の文房具は、原点回帰の流れが強くなってくる」と指摘する。「良いものは良い」と思える古き良き文化を大切にしつつ、機能やデザインがブラッシュアップされた商品が増えていくのではないかと考えているそうだ。

また、新型コロナウィルスによって自宅で過ごす時間ができたことで、家の整理整頓を行う人が増えているのだという。「ラベルによる分類をしたい方が『テプラ』などのラベルライターに改めて注目してくださっているように思います」と井上さん。空間を共にするみんなが気持ち良く過ごせるよう、「テプラ」の活用方法を伝えていきたいという。

 

おすすめの文房具

遠藤さんは今年11月に発売した「テフレーヌフラップ」をおすすめする。リングが手に触れない工夫に加え、裏表紙にしおりとして使える「ブックマークフラップ」がついており、途中のページをすぐに開くことができる。リングノートでは珍しい背見出しに文字を書き込める仕様で、分類や整理がしやすいのが特徴だ。そのほか、タイトルの分類がしやすい仕組みになっているなど、勉強のはかどりをサポートする機能がさまざま付加されている。

テフレーヌフラップ

井上さんのおすすめは、カバンの中身をかさばらずにすっきり整理できるバッグインバッグ「フラッティ」。授業のプリントやノートをまとめるのに便利なA4サイズのものから、イヤホン、ケーブルなどの収納にぴったりなコンパクトサイズまでさまざまなサイズがある。カラーも豊富なため男女問わず使用可能だ。

フラッティ

私たちの日常生活に欠かすことのできない文房具。携わる方々からお話を聞き、その魅力を再発見できた。普段何気なく使っている文具の「ひみつ」、またそれに込められた「想い」を知る事で、文房具の世界が広がっていくのではないだろうか。

 

(山本里夏)