関東ラグビー対抗戦は全日程を終了した。塾蹴球部は早大戦で2年ぶりの完封負けを喫するなど、4勝2敗1分で3位に終わった。
 対抗戦5位までが16日から始まる大学選手権の出場権が与えられ、蹴球部は1回戦、16日に花園ラグビー場で関西大学Aリーグ3位の大体大と対戦する。
 
 
早大戦
【慶大0―40早大】 

 11月23日、秩父宮ラグビー場が満員となる早大戦。強豪相手に「勇気を持って臨んだ」(CTB中浜・環4)が、結果は40―0と得点すら出来ず、完敗。大学選手権を前に新たな課題が残る試合となった。
 「最初10分はエリア関係なしにボールを回していこう」(林監督)とした慶大だったが、接点でのミスが目立ち、流れを掴んだのは早大だった。 13分に先制されると、16分には、早大のWTB中濱とFB五郎丸の巧みなパスワークでトライを許す。32分にはモールで押し込まれ、前半は21―0で折り返す。後半にはWTB山田(総4)が独走する場面もあったが、五郎丸のタックルに阻まれる。24分、35分にも早大はトライを決め、慶大は早大の個々の強さに立ち打ち出来ず。41分にはモールから早大の主将権丈がトライし、そのままノーサイドとなった。
 試合後、林監督は先の明大戦でも問題となった起点となるラインアウトのミスや、選手のメンタル面の弱さを課題として挙げた。負傷した金井主将(商4)に代わり会見に臨んだ中浜は「大学選手権に向けてスキルアップしたい」と、勝利への意欲を見せていた。
 
 
成蹊大戦
【慶大48―7成蹊大】

 早大戦の敗戦から1週間を経て臨んだ対抗戦の最終戦は、出雲の3トライなど、48点を奪い勝利した。
 しかし、全体的に集中力を欠いたようなプレーが多く、林監督は「早稲田、明治、帝京といったライバル校は80点以上取っている相手。もっと点を取らなければいけない。先週の負けを引きずっているのか、プレーに自信がないように見える」と苦言を呈した。
 16日から始まる大学選手権では、FWの金井、加藤(環4)が怪我のために出場が難しい状況だ。残された期間、FWを中心にチームを立て直さなければ、厳しい戦いを強いられることになるだろう。