今月12日から16日にかけて行われた塾生代表選挙において、一部のキャンパスで選挙運営に携わる者の不適切な行為が確認された。全塾協議会塾生代表選挙管理委員会の発表によれば本件は不正行為ではなく「単に選挙管理委員会関係の者によるミス」であるとしている。

今回選挙管理委員会より公式に発表があったのは、芝共立キャンパスと信濃町キャンパスでの2件についてである。

芝共立キャンパスでは、今月14日に行われた授業において、選挙管理委員の業務補助を行っていた者が特定の候補者に投票するよう指示する発言を行った。当該授業の履修者には再投票の機会が設けられ、不適切に投票された表は無効とされた。

信濃町キャンパスにおいても、SNS上で特定の候補への投票誘導とも取られかねない行為が確認された。

全塾協議会は前年までの事務局長選挙においても、再三にわたり不正疑惑の指摘を受けている。塾生代表選挙と名を変え行われた今回の選挙でも粗末な運営体制を露呈することになった。

なお、開票の結果村野候補が最多得票を集め、選挙管理委員会は決選投票等の提案を行わない方針を示している。