
6月21日(土)に塾生議会が開かれ、岩切太志氏(経3)が第9代塾生代表に就任した。
これを受けて、内田光紀氏(理工3)は塾生代表を退任した。また、白坂リサ氏(総1)、大玉直氏(経2)、坂本健斗氏(総3)の3名についても塾生議員に就任した。
塾生議会において、岩切太志氏が第9代塾生代表に就任した。就任にあたり、岩切氏は開会直後、突如として、全塾協議会規約第12条5項に基づき、塾生代表としての宣誓を行った。これを受けて、前塾生代表は「傍聴人による発言は認められない」とし、自らの体制のもとで議会を進行しようとした。中央機関(全塾協議会が定めた方針に基づき、実務を担う組織)が「司会や就任予定者が発言した前例に基づき、発言の可否は議事整理者が判断する」として、議事整理者である司会による岩切氏の宣誓を有効と認めたことで、正式に塾生代表が交代した。
岩切氏による議会開会直後の宣誓は、内田光紀前塾生代表がいくつかの議案を成立させるために、任期を延長しようとする動きに対する、対抗措置であると見られる。
また、塾生議員についても大玉直氏、白坂リサ氏、坂本健斗氏による宣誓が行われ、
3名についても塾生議員に就任した。
塾生議員の就任にあたり、岩切氏が各議員に宣誓を行うように指示した。しかし、その際、坂本健斗氏がZOOM上で反応を示さなくなった。1時間ほど待機したのち、坂本氏がチャットで宣誓文を投稿し、宣誓が認められた。 岩切氏は就任にあたり、「日吉学祭を始め、掲げた政策を一つ一つ確実に実現していく」と意気込みを語った。開会直後の宣誓については、「所定の手続きに則って行う意向だったが、就任先延ばしの可能性があることから、状況を踏まえた上でのやむを得ない対応であった」と説明した。

(大世古葵)