任期延長を受けて 塾生代表 南昇吾さんインタビュー

1月11日から19日にかけて行われた全塾協議会塾生代表選挙の結果を受けて半期の任期延長が決まった、現代表の南昇吾さん(政3)。
4月1日に行われた入学式では、2年連続で新入生の前で歓迎の演説を行った。
この記事では、1月に行った南さんの今後の展望についてのインタビューを掲載する。

 

―1月の投票結果を受けて
選挙自体への塾生の関心が低いと思います。その理由として、全塾協議会が予算を交付できるのは限られた団体に過ぎず、全塾生のために貢献しきれていないことが挙げられます。それが投票率として表れており、何かしらの変化が必要だとさらに実感しました。

―投票率が10%を切ってしまったが、これによる影響について
僕が任期を延長するため、選挙結果によって大きな問題は起きませんが、再選挙による選挙運営費がかかってしまいます。

―投票率改善のために行う活動について
塾生代表の認知度を上げることが義務だと思います。塾生代表がどんな人で何をやっているのか。もっと多くの塾生に広めたいです。

―塾生代表とは
全塾協議会の代表です。塾生の意見を集約し、より良い塾生生活を作るための活動をしています。また、大学がよりよい環境になるような提案を行ったり、大学側との交渉も行ったりします。ある意味、塾生と大学の間に立つポジションです。

―公約について
公約は「慶早戦を盛り上げる」「三田会版SNS」「授業のオンライン化」の3つ。1年間でこれら全てが達成されるというわけではありませんでしたが、慶應内でそういった動きが少しでも生まれればいいなという想いで掲げました。

―「慶早戦を盛り上げる」について
早慶バレーボール定期戦を通して体育会とSFCのクリエイターを繋げることと、「K-Project」という体育会広報が集まる組織に行き、彼らに意見を聞くことを行いました。これらの活動から体育会生とそのほかの学生の間の壁を少なからず感じました。そのため活動の方向性を変え、生協で販売するパーカーの製作を硬式野球部や應援指導部と協力して行いました。

―「三田会版SNS」について
結論としては塾生代表や全塾協議会がやることではないと思いました。もっと母体のしっかりした団体が始めないとすぐに廃れてしまうことに気が付きました。そのかわりにSNSを作らずに人を繋げる場所を作りたいと考え、TEDx Keioを立ち上げました。
当初は12月にやる予定でしたが、準備が間に合わず、実施は今年の終わりか来年になってしまいます。登壇者は三田会の方やビジョンを持った塾生を想定し、塾生が社会人の方とつながれる場を作りたいと思いました。

―「授業のオンライン化」について
これはそもそも塾生や学生部の皆様に説明をして、理解をしてもらうことが第一優先だと思いました。そのため学生に対しても勉強会やイベントを通して考えを広めていく必要がありました。しかしまだ成し遂げられていない状態です。

―力不足を感じた点
一番に挙げられるのはチームを作れなかったという点です。塾生代表は代表補佐委員会を立ち上げ塾生代表の活動をチームで行えるのですが、1代目も2代目も少し形骸化してしまいました。委員会を上手く動かせなかったために、1人で行動せざるを得ず、「チームを作れたらもっと効率よく進められたのに」と思ったこともありました。

―塾生代表になって良かったと思うこと
一つ目は、様々な慶大生に出会えたことです。今まで交流のなかった学部生とも交流ができました。二つ目は入学式にて約1万8000人の前で、壇上で話したことです。とても貴重な経験でした。

―今後の活動について
公約の実現に向けて活動をすることに加え、今後の全塾協議会について議員の方たちとも話したいと思います。そして塾生の意見を集めながら、少しでも全塾協議会自体を改善できたら良いと思います。

(聞き手 髙根奈々)


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