今月27日に開幕するロンドンオリンピック代表選手に、4人の塾生が選出された(7月8日現在)。セーリングに土居愛実さん(環1)、陸上競技に山縣亮太さん(総2)、水泳に立石諒さん(環4)、フェンシングに三宅諒さん(文4)が出場する。また、来月29日に開幕するロンドンパラリンピックには、高桑早生さん(総2)が陸上競技で出場することが決定している。
(池田尚美)

塾生のオリンピック出場者(デモンストレーション競技・冬季大会を除く。)

 塾生がオリンピックに初出場したのは1920年アントワープ大会。日本としては2回目の参加であった。
1932年ロサンゼルス大会では陸上、水泳、水球、ボート、ホッケーの5種目で、最多となる18人の選手が代表に選出された。この大会では競泳100m自由形に出場した河石達吾選手と、ホッケー競技に出場した3人の選手が塾生初のメダルとなる銀メダルを獲得。続く1936年ベルリン大会では寺田登選手が競泳1500m自由形で塾生初の金メダルを手にした。
 1956年メルボルン大会には16人の選手が出場、以来1964年まで毎回の夏季オリンピックに塾生が出場したが、今回の塾生のオリンピック出場は1996年のアトランタ五輪以来3大会ぶり。4人もの塾生が同時に出場するのは1960年のローマ五輪以来、実に52年ぶりの快挙だ。

 

また、パラリンピックへの出場は今大会の高桑さんが初めてとなる。

歴史に残る塾生の活躍を今年、ぜひ観戦したい。