サッカー

ソッカー部前期総評 選手の経験不足目立つ 試合内容の安定が鍵

「I Will」というチームスローガンの下に始動した新シーズン。関東大学サッカーリーグ前期を4勝5敗2分の8位で終えた。 「今の実力からすれば数字的にはまずまずの結果」と須田監督は前期リーグを振り返った上で、「もっと内容を安定させたい。そうしないとリーグ戦で良い成績を収めることはできない」と後期リーグに向けての課題も明らかにした。

須田監督が就任してから2年目を迎え、去年からの強みであるパスサッカーもチーム内に浸透してきた。しかし、開幕当初は攻守の歯車がかみ合わず、流れの中での得点が少なかった。

パスミスも目立ち、そこから失点につながるカウンターを食らう場面も見られた。第4節・国士大戦の試合後には「内容のない試合だった。一人ひとりがチームスローガンを意識して試合しないといけない」と須田監督が喝を入れることもあった。

それでも、最後まであきらめないという慶應魂は今年も随所に見られた。第5・6節の日体大戦・流経大戦では終了間際に劇的同点ゴールで勝ち点1を獲得。第8節の順大戦では、前半で2点リードされるも、後半で追いつき、終了間際に逆転して勝ちを拾った。

また、今年はリーグ戦初出場の選手が多く、ポジションやフォーメーションを模索しながらの戦いが続いた。開幕からの数試合でマークの甘さが目立つようになると、中盤の布陣を変更。中盤の守備の要となったMF増田(環2)は「役割が明確になり、やりやすくなった」と新布陣への手応えを感じていた。

さらに終盤2節では、4バックから3バックに変更。専大には大敗を喫したが、筑波大には快勝。須田監督も「この布陣がチームに合えば、良いサッカーができる」と後期リーグへの可能性を話した。

チームの最終目標はインカレ出場。前半戦で多くの経験を積み、厳しい夏のトレーニングを乗り越えた若い選手たちが、新布陣を機能させ、安定した試合を繰り広げられるかが、後半戦の焦点になるだろう。       (樫村拓真)

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