慶應のおもしろ授業 第2回 西川正二准教授 「21世紀の実学」

授業のコーディネーターを務める西川准教授
授業のコーディネーターを務める西川准教授

第2回「慶應のおもしろ授業」では、最前線で活躍される慶大OB・OGの方々がオムニバス形式で講演授業をする『21世紀の実学』を取り上げたい。

『21世紀の実学』の授業コーディネーターを務めるのは商学部の石原あえか教授と西川正二准教授。今回は西川准教授と受講生の山田純平さん(商2)にお話を伺った。

―開講の理由と目的は。

西川「この授業の前身として、慶大商学部の卒業生を招き授業を行ってもらう3・4年生対象の『21世紀のマネジメント』という授業があり、受講生からも好評でした。今回は更に幅広くバラエティーに富んだ授業を行うために、全学部の第一線で活躍する卒業生を講師として招き、授業を行いました。1・2年生の早い時期から、今社会が学生に求めている資質、学生へのアドバイス、自身の経験談を社会人の方から聞くことによって、社会を見る目を広げてもらおうと思っています」

―過去講義された方について。

西川「この授業は2005年度から開講され、各界から慶大OB・OGの方を招いています。企業の執行役員の方々が多いのですが、ジャーナリスト、評論家、学校長、消防署長、美術館長、NPOなどいろいろな職種の方々にご協力頂いています」

他にも元グーグル株式会社代表取締役社長の辻野晃一郎氏、松竹取締役社長迫本淳一氏、ジャーナリストの池上彰氏、経済評論家の勝間和代氏など、さまざまな職業の方たちが講義を行った。今年度の講師陣はコーセー代表取締役社長の小林一俊氏、キャスターの内田恭子氏、小笠原流礼法31世の小笠原清忠氏などの予定だそうだ。

―今後の展望は。

西川「商学部設置の授業ですが、さらにさまざまな分野の方々に講師になって頂きたいと思います。経営やマーケティング分野だけでなく、NPO・NGOの方々や文化・芸術に関わっている方々をお呼びして、バラエティーに富んだ授業にしたいと思っています」

―ありがとうございました。

受講者の山田さんへ

―受講理由は。

山田「社会で活躍している先輩の講演を直に聴ける機会は『21世紀の実学』しかないと考え、受講しました」

―実際に受講した感想は。

山田「幅広い分野で活躍する先輩方の話を聴くことで刺激を受けました。講演者の方々の学生生活はそれぞれ個性的なものでしたが、どの先輩も現在活躍する仕事に辿り着くまでの下積み作業に取り組んでいたということは共通していました。

また意外にも、自らがあまり興味のない分野で活躍する先輩の講演がとても面白いことがあり、視野を広げるのに貴重な機会を得ることができました」

―授業によって得られたものは。

山田「広い分野から興味深い話を聴けるのは間違いないですね。そこから視野を広げたり、自分の学生生活と対比し反省したり、直に先輩に質問をすることができる。得るものが多い授業でした」

―ありがとうございました。     (米田円)