慶應義塾大学共済部が、7月15日付で解散処分となった。同日開催の全塾協議会定例会で決定し、全塾協議会が命じた。

共済部は今年4月1日より活動停止処分を受けていた。共済部で不適切な団体運営に起因するとみられる問題が過去複数回にわたって認められたことから、適切な運営体制の構築を目的として全塾協議会が3か月間の活動停止を命じた。全塾協議会はその後6月30日に開催された臨時会において、共済部の活動停止期間を6月30日までから7月期の定例会開催日までに延長。7月期の定例会で解散処分が決定した。

全塾協議会はホームページにて、「1年以上にわたる組織体制改善を試みましたが、十分な改善を認めることができません」としたうえで、現状の放置が塾生に対する説明責任を果たせないこと、問題を再発させる可能性を主な理由として処分に至った。

共済部は慶大から委託され、「アルバイト紹介」と「下宿紹介」を行っていた。今後「アルバイト紹介」は、年内まで全塾協議会が代理で実施する。今年9月30日に求人の新規募集を終了し、12月31日に事業を完全に終了する予定だ。「下宿紹介」は、今年春に実施されたものを最後とし、以降は実施しない。

共済部は全塾協議会の福利厚生機関の一つ。昭和21年に発足した後、学生部との連携のもと、日吉でアルバイトや下宿の紹介を行っていた。