Q:サマーインターンでは選考に落ちてしまい、手広く業界を見られなかったのですが、秋インターンから新しく他の業界を見るというのは遅いでしょうか?

鈴木:秋のインターンシップからでも遅くありません。夏のインターンでは特定の企業に応募が殺到したため、多くの学生が選考に落ちてしまうというケースが見られましたが、インターン選考に落ちたからといって本選考にも落ちてしまうというわけではありません。今年はコロナの影響もあり、特定の業界にしぼることはリスクが高いため、別の業界も検討する視野の広さを持つことが重要です。

 

Q:視野の広さを持つことが大切だということですが、自分が行きたい方向性やビジョンに合わせた視野の広さということで良いのでしょうか?

鈴木:それで合っていると思います。就活を熱心に行う人ほど自然と視野が狭くなってしまうという傾向があります。就活本を読むだけでなく、新聞やWebサイト、決算情報などに目を通すことで企業の善し悪しやこの先どうなるのかが見えると思うのでそうした生きた情報に触れることが大切だと思います。

 

Q:夏のインターンとは違い、秋のインターンでは実施日が平日だと大学の授業と重なってしまうことがありますが、そのような場合はどのようにすればよいでしょうか?

鈴木:まずは学業が最優先です。しかし秋のインターンでは、授業と被らないようにオンラインで夕方などに時間をずらして開催しているところもあります。また、企業の人事部に授業と被らない日程があるかどうか直接確認してみるのも良いと思います。