第88回早慶対抗水上競技大会

今月3日、第88回早慶対抗水上競技大会が東京辰巳国際水泳場で行われた。今大会では水泳部の競泳部門、水球部門、飛込部門、葉山部門がそろって出場し一部競技は高校戦も同時に行われ、それぞれの競技で大いに盛り上がりを見せた。なお、早大に在籍するリオ五輪内定選手は出場がなかった。

開会式に臨む選手たち
開会式に臨む選手たち

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まず競泳の前半が行われた。400mメドレーリレーでは男女どちらも健闘を見せたが、各泳者が徐々に引き離される展開となり、勝利とはならなかった。400m自由形では、女子は福島(環4)が自己ベストタイムで2位の小松えり(政3)と8秒ほどの差をつけ、慶大の1、2フィニッシュ。男子は3人出たうち村川(経1)が序盤から積極的なレース運びを見せるも、大会新記録を出した1位の早大の選手には届かず約5秒差で2位、それでも自己ベストを更新した。

400m自由形で1位となった福島
400m自由形で1位となった福島

200m背泳ぎでは男子で夏目(経2)が出場し早大と互角の戦いを見せたが結果2位、しかし自己ベストとなった。200mバタフライでは男子で井坂(法4)が前半を1位で折り返し、熾烈な競争が繰り広げられたが最後は抜かれ3位に終わった。200m平泳ぎには主将の石川(経4)を含めた3選手が出場したが、早大2選手に遅れて3位に長澤(環2)、4位に石川が入った。100m自由形では女子に2選手、男子に3選手出場があり、どちらも前半から遅れをとり良い順位とはならなかったがこのうち村上(法3)と椋代(商2)が自己ベストをマークした。この時点で点数は早慶の順に男子27-6、女子10-5であった。

200m平泳ぎに出場した石川
200m平泳ぎに出場した石川

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次に葉山部門による日本泳法の公開演技が行われた。日本泳法とは主に江戸時代に発達した日本固有の古式泳法で、場内では泳ぎについての説明とともに部員らがそれぞれの泳ぎを見せた。最後に次プログラムの飛込の選手に向けて「頑張れ飛込」の文字を水中で立ち泳ぎしながら書くパフォーマンスを見せ、観客からは盛大な拍手が送られた。

技の一つ「突き泳ぎ」をする部員
技の一つ「突き泳ぎ」をする部員

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続いて3m飛板飛込が行われた。このあとに水球を挟んで高飛込があるが、飛込は両者通じて慶應義塾高校と慶大の選手のみの出場となった。飛板飛込では、男女ともに全員が同じ3mの飛板から飛込を5回行い、飛込みの種類と難易度の指標となる難易率、5人の審判によるその完成度の評価(10点満点)により点数をつける。

結果は、主将の坂田(文4)が合計得点221.55で1位、中村(文3)が合計得点218.30で2位、岸本(法3)が合計得点206.15で3位となった。坂田は第3飛込で難易率3.0と比較的難しい飛込で54.00の高得点をマーク、それ以外でも落ち着いた飛込を見せた。中村は第1飛込で51.60と高得点を出し、その後1回を除き40点以上の安定した力を出した。岸本はこの競技を通じて最高得点となる55.20を第1飛込で出すも、次の飛込でミスから10点台を出してしまい、合計得点は上位2人に及ばなかった。これ以外にも飛込部門員は、高校生含め様々な難易率、種類の飛込を披露した。

飛板で優勝した坂田
飛板で優勝した坂田