ピアサポートシステムを展開 教養研究センター

3キャンパスで半学半教の輪を広げていく
塾生に半学半教の場を

教養研究センターが主催する「学びの連携」プロジェクトの第4回公開セミナーが、先月18日に日吉キャンパスで開催された。「塾生による塾生のための半学半教の場作り」をテーマに、慶大の各キャンパスで展開されるピアサポートシステムを紹介した。
まず紹介されたのは、日吉キャンパスで行われている学習相談だ。日吉メディアセンターのレファレンスデスクで実施されており、学部2・3年生が相談員の中心であることが大きな特徴。相談者の話を丁寧に聞くことによって、自分がどこでつまずいているかを相談者自身に気づかせることを大切にしているという。さらに相談内容を分析して展示企画を行うことで、相談に来ない学生もサポートできるよう工夫している。
続いて矢上キャンパスのS‐Circle。理工学部生向けの学生生活のアドバイスや学習支援を行っている。また、専門外の研究分野に触れられる「サイエンスカフェ」や留学生と交流できる「矢上サロン」なども企画した。未来先導基金の助成が2012年度で打ち切られるが、今後も継続する方針だという。
最後は、SFCのライティング&リサーチコンサルタント(WRC)である。半年の試行期間を経て2012年4月より運用が始まった。コンサルタントを務めるのは博士課程の学生とポストドクターの3名。秋学期には相談人数が増加し、リピーターも多くなったことからWRCの認知、定着が広がったことを実感できたという。
この3つのプロジェクトが集まるのは今回が初めてとなる。「このセミナーをきっかけに3キャンパスにまたがった活動を行えたら」と、教養研究センター副所長の種村和史氏は最後に語った。