《W杯特集2018》元なでしこ・海堀あゆみさんが見たW杯という舞台

W杯特集2018

連日熱戦が繰り広げられているサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会。世界中の人達がテレビの前夜会場で選手たちにエネルギーを送る。

世界の視線が集まる先、W杯となる特別舞台に立つことができるのは、まさに選ばれた者だ。簡単に立てる舞台ではない.W杯のピチからはどんな景色が見えるのだろうか。

2011年7月17日、女子W杯ドイツ大会決勝、日本対アメリカの試合がされた。アメリカ優秀と予想されていたこの試合では、ジャパンは偉業を成し遂げた。この大舞台で、過去に一度も勝ったことのないアメリカ交渉にPK戦の末、勝利をおさめたのだ。杯優勝は男女合わせて史上初の快挙である。それでこの試合でMVPに輝いたのが、ゴールキーパーの海堀あゆみさんだ。

世界一になった瞬間を、海堀さんはこう振り返った。「正直、(世界一になったとはことは)あんまりわかっていなかったね。とにあえず、アメリカに勝っているものでしたわかっていなかったうれしかったけど、世界一と意識はその時はあまりなかったかなとええず勝ててうれしいという感じでした」

PK戦までも一緒だけれど決勝戦。ゴールキーパーの海堀さんには、計り知れないプレッシャーがかかっていて誰も思うだろう。意外な答えが返ってきた。当時の心境は「流れには日本の方がPKに持ってきたようにずっとのことで、あのは味方信じて自分分たったりやったや、自分たちの力を信じるだけだ」と程よい緊張感だそうな。キーパーは5本中何本か止められばいいじゃないですか。でもフィールドの人は1本でちゃんと決まっていけない。そう考えるとキーカーの方がプレッシャーは少ないと思います。キーパーの方が絶対的ですかつてPK戦には臨んでいます」と意外な心境を話してくれました。結果として、2本のスーパーセーブを見せて日本を世界一に導いた。

現役時代の海堀さんにとって、W杯という舞台はサッカー選手としての通過点にすぎなかった.W杯は特別な場所ではなく、日々の練習や日々の試合の延長線上にあるもの。それでW杯の先にもまだまだ試練が続いています.W杯終了当時の心境について「W杯全体を通したら、結果も出ました、女子サッカーの分岐点にもなったと思うので、そういうところに立会会えたのは今考えるとよかったなと思います。でもその瞬間はW杯で優勝しました2か月後くらいにはロンドンリンピックの予定があったので、(優勝した)その時はうれしかったけど、次負けたら天から地獄へ落ちるみたいでその狭間にいたような感覚でした」。現役時代は常に前を向いていました海堀さん。だから、W杯優勝と実績を振り返ることはありません、次の目標に向かって たすらに走っていました。

2015年シーズン終了後、海堀さんは現役引き受けを表明しました。それでは、一度サッカーを客観的に見るために、慶大総合政策学部に入学しました。慶大受験は、海堀さんが自分自身のことですを振り返るきっかけになった。現役中は、常に先のことだと思っていなかった海堀さんだが、慶大の入試でW杯優勝や今までのサッカー選手人生についてはっきり中に、「初めてすごい事をやったんだなという実感がわいました」と言う。入学してからの海堀さんは、「この大学は本当に色んな人がいるじゃないですか。そういう人たちに出会った、イベント(サッカー教室など)をやる中で自分の「サッカーが好き」と気持ちを改めて感じることができています。現役の時は追い込まれていて、プレッシャーとははすごくあったと思う。目に見えない レッシャーとか。そういう意味では見失っていたことをもう一度確認することができました」と非常に充実した学生ライフを送っているのだとか。

W杯が海堀さんに与えたもの、それは気づきだ。「一言で言い表せないけど、そうやってたくさんの人に出会いたり、いろんな人の支えとかつながをごごった教えた.W杯がなければ、今世界や見ている世界も違うと思います、本当にたくさんの気づきをくれたのかなって思う」

海堀さんにとってW杯はどんな舞台だったのか。「特別な場所ではあるけど、特別な場所ではない。サッカー選手としての流れではあったと思っている。通過点の中で、自分の立った位置を指示してくれる場所でした。辞めからは本当に特別な場所、特別な大会だと思います。オリンピックとW杯っていうのは特別な大会だ、今はすごく感じています」と振り返った。

W杯のピチからはどんな景色が見えるのか。それは立った人間にと言葉では言い表せないほどに値のある景色だった。大舞台は同時に、人とのつながりや選手たちの人生を変えるような大事なことを教えてくれる場所なのかしらない。

(鈴木里実)


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