プロ野球ドラフト会議が20日に開かれ、慶大の橋本達弥投手(環4)が横浜DeNAベイスターズにドラフト5位で指名された。慶大の選手がドラフト会議で指名を受けるのは4年連続となる。また、横浜DeNAベイスターズ(横浜ベイスターズ)から慶大の選手が指名されるのは小桧山雅仁さん以来、30年ぶりである。会見の一問一答は以下の通り。

 

 

○はじめに

指名していただいたことにとても感謝しています。これからは自分が持っている力を最大限に発揮して、チームのリーグ優勝、日本一に貢献できるように頑張りたいです。

 

○指名を待っていたときの心境は

指名があるのかわからないまま待っていたので、とても長くて不安な時間でした。

 

○横浜DeNAベイスターズに対してのイメージは

最近とても勢いがある球団というイメージです。あと、山崎康晃選手や佐々木主浩さんのような素晴らしい抑え投手がいるというイメージがあります。

 

○同じく抑え投手である山崎康晃選手から学びたいことはあるか

山崎選手も自分と同じように下に落ちる変化球を武器にしている選手なので、直接話してみて、裏に隠れている技術や投球術を学んでいきたいです。

 

○大学では抑え投手だが、希望ポジションはあるか

2年間堀井監督の下で抑えのポジションを任されてきて、その楽しさや重要性を感じたので、横浜DeNAベイスターズでも抑え投手として活躍できたらなと思います。

 

野球への姿勢は誰にも負けない (提供=慶應義塾広報室)

○長田高校出身者で初めてのプロ野球選手になった心境は

高校関係者、監督、部長、チームメイトにプロ入りを期待されていたので、その期待を裏切らずに長田高校初のプロ野球選手になることができてうれしいです。

 

○ストレートの球速が高校時代とくらべて速くなったり、フォークの質が上がったりした要因は

やはり、日頃から野球に対して真剣に取り組んできた4年間が大きな要因かなと思います。

 

○高校時代のストレートと比べて、今のストレートは具体的にどういった点が変化したか

1番はストレートのシュート成分が少なくなって、球質が上がったという点です。そこから相乗効果で元々の武器であったフォークボールを、より一層打者が意識してくれるようになりました。

 

○プロではどういった点を武器にしていきたいか

一球一球の質には自信があるので、そこは武器にしていきたいです。

 

○ここだけは負けないというアピールポイントは

野球に取り組む姿勢、逆境に負けない気持ちの強さという点には自信を持っています。

 

○読売巨人軍から指名された萩尾匡也選手との対戦について

自分が萩尾と対戦していたのは、まだ彼の三振が多かった時期なので、今の萩尾と対戦するのは正直怖いですが、ストレートとフォークで強気に攻めたいなと思います。

 

○理想の選手像は

抑え投手として自分がマウンドに上がったら、相手が諦めるような選手になっていきたいです。

 

次代の 「ハマの守護神」襲名なるか (提供=慶應義塾広報室)

(上田乃輝)