コーヒーでSDGs実現を目指す『GOOD COFFEE FARMS』

お財布にも環境にも優しい、ドライ・バイシクル・パルピング

自転車でつくるスペシャルティーコーヒー

生産者団体・GOOD COFFEE FARMSは収穫までではなく、農家自ら精製を行い、仲介を極力減らし、コーヒーに付加価値をつける。そこで、『自転車式の脱穀機』を導入した。自転車を漕ぐ人力の脱穀機は、大量の水や電気、ガスが一切かからず、安価なため小規模農家でも導入できる。

カルロスさんの好きな日本語は「頑張りましょう」グアテマラの農園でもこの言葉が通じるという。サステナブルな生産のため1番は「収入」が必要だ。お金があってはじめて、コーヒーを取り巻く問題への解決の余裕が出るから、GOOD COFFEE FARMSでは1ポンド3ドルで買い取る。生産者の収入を3倍に。利益だけを追求するビジネスではありえないだろう。しかし夢はGOOD BUSINESSをやりたい。GOOD COFFEEをやりたい。そのために「生産者にGOOD、消費者にGOOD、自然環境にGOOD」なコーヒーを当たり前にするのだ。

コーヒーの可能性

GOOD COFFEE FARMSが日本で販売する商品にウォッシュド(ドライ・バイシクル・パルピング・ウォッシュド)/ハニー/ナチュラルプロセスの3種の精製方法違いのコーヒー豆のほか、アップサイクル商品がある。

カスカラティー。サステナブルなコーヒー革命を。

ひとつは『カスカラティー』コーヒーチェリーの約40%がカスカラと呼ばれる果皮で、ほとんどが廃棄される。カスカラを紅茶のようにして飲んでみると、華やかな香りとローズヒップのような味わいだ。ブルーベリーの10倍ものポリフェノールを含み、注目を集める。

天然の素材を活かし、切り株のそのままの状態で使用するREAL COFFEE

もうひとつは『REAL COFFEE WOOD』伐採されたコーヒーノキを加工したコースターやスプーンがある。地域の農家さんが活性化され、ひとつのコーヒーでいろんな仕事ができる。本来ゴミになるはずだったものが、環境に良い方向に、生産者の新たな収入源になる。「コーヒーのポテンシャルはまだまだある!」と語る。

消費者ができること

ひとりでは何もできないのではなく「1杯で世界を変えることができる」近年はフェアトレード、レインフォレスト・アライアンス認証などコーヒーを知るきっかけがある。きちんとしたトレーサビリティがあるか、生産者が本当のフェアなトレードでお金をもらっているか、視野を広げて日常のコーヒーを見て、買ってコーヒーを楽しむだけで、サステナブルな世界の実現に近づく。個の力は想像以上に大きいのだ。コーヒー使って一緒に世界を変えましょう!

GOOD COFFEE FARMS
https://www.goodcoffeefarms.com/

高橋明日香・大林龍平)