9月6日、六慶祭の主催による合同エコ企画が行われた。今回のエコ企画は、渋谷駅から宮下公園までのゴミ拾いによる、社会・地域貢献が目的で企画された。参加者は各学園祭から20人。全体では100人近くが参加した。
六慶祭は慶大にある6つの祭りの代表者が集まり、相互の情報交換が意図された団体。3年前より設立され、相互交流が図られていた。
エコ企画の音頭を取ったのは矢上祭の長田博行さん(理3)。矢上祭はこれまでミンミリパックなどエコ活動に力を入れており、今回の企画はエコ企画の一環として、他の祭りを巻き込もうとしたものと見られる。
六慶祭の話し合いでは、予算体系が違うのでお金のかからないイベントが模索されていた。六慶祭がまとまった活動として外部に出るのは初めて。皆が興味があり、交流が図れるものということでエコ企画が進んだ。
企画の意図に関して、長田さんは「六慶祭はこれからの団体。1つの大きな祭りを作ろうという試みと理解している。初めての活動なので、実績を積んでいきたい」と語った。
企画に参加した原量平さん(薬2)は「前はそこまで関係が深まったという実感がなかった。今回の企画で交流ができてよかった。少しでもPRになれば」と話した。
また、七夕祭の代表の高柳祐真さん(総2)は「各学園祭の代表者はこの企画には前々から興味があった。塾内の祭りの交流が深まって嬉しい」と話した。
今後も六慶祭は運営に関する知識交流のほか、地域密着型のイベントを企画していく予定。課題となるのは、相互連絡と予算。祭りの開催までの期間はそれぞれの企画担当者が案を募っていくという。
なお、次回の会議の日程に関しては未定となっているが、会議では六慶祭に参加する祭りの日程調整を含めた話し合いが行われる。