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[野球] 慶大野球部 19年ぶりに明治神宮大会優勝

リーグ優勝から2週間後。慶大にとって2017年以来となる明治神宮大会が幕を開けた。

初戦の対戦相手は東海大札幌キャンパス。先攻の慶大は初回から中村(環4)、下山(商1)がチャンスを作る。その後柳町(商4)、正木(政2)、瀬戸西(政3)、髙橋佑(環4)の適時二塁打で、一挙6点を挙げる猛攻を見せた。3回には再び満塁のチャンスを作ると、4番郡司(環4)の走者一掃適時二塁打で3点を追加。3回時点で9点差と大幅リードした。
この日の先発髙橋佑は4回無失点の好投。続く増居(総1)、津留﨑(商4)と完封リレーで、9―0で大会規定により7回コールド勝ちを果たした。
大久保監督は「初回の中村から始まって、下山がラッキーな形でつなぎ、柳町の一本が大きかった」と初回の猛攻を振り返った。

準決勝の相手は城西国際大。慶大は1回裏、中村の先頭打者本塁打で先制。打線はこの日も好調を維持し、6得点を挙げた。
先発の木澤(商3)はこの日最速151㌔の直球を武器に5回1失点の好投を見せると、続く増居、津留﨑、髙橋佑、石井(商4)の無失点リレーで6―1の勝利。決勝戦に駒を進めた。

日本一へあと一勝とし、迎えた翌20日の決勝戦。相手は前日、延長タイブレークで東海大を下した関西大。初回、下山が中前安打で出塁すると、4番郡司が内角直球を狙い打ち。左翼スタンドへ打球を運び、慶大はこの日も先制に成功する。
先発は急遽、森田晃(商2)に代わったエースの髙橋佑。前日に、データ班の活躍により関西大打線が左の軟投派に弱いのが判明。森田晃に代わり、先発を務めた。データ通り関西大打線は緩急のある髙橋佑の投球に苦戦。7回まで一人の走者も許さない完全投球を続けた。
再び試合が動いたのは8回裏。下山の内野安打、柳町の中前安打で無死一、二塁とすると、続く打者は郡司。相手投手の暴投で無死二、三塁となると、右前適時二塁打で2点を追加。その後も瀬戸西の適時三塁打で点差を6点に広げると、最終回にも渡部(環2)の適時二塁打で8点目を加えた。
これ以上ない援護をもらった髙橋佑は9回のマウンドにあがり、遊ゴロ、空三振、中飛と三者凡退に抑え、8―0で見事19年ぶりとなる日本一を決めた。
「郡司の逆風をついたホームランが大きかった」と大久保監督は試合を振り返り、完封の髙橋佑について「1年の時から成長したなと思って見ていた」と語った。主将の郡司は初回の先制本塁打を「完璧でした」と振り返り、先発髙橋佑については「今までで一番良かった」と賛辞を贈った。また、今季限りで退任となる大久保監督について「捕手としても打者としても自分を成長させてくれた」と感謝の気持ちを表した。

来季からは堀井監督を迎えて新体制となる硬式野球部。二季連続の日本一に期待がかかる。(吉澤菜々美)