文部科学省が進める「グローバルCOEプログラム」に、慶應義塾から生命科学など3分野で採択された。

 採択されたのは、医学研究科生理系専攻の末松誠教授らが進める「In vivoヒト代謝システム生物学拠点」、理工学研究科総合デザイン工学専攻大西公平教授らが進める「アクセス空間支援基盤技術の高度国際連携」と、社会学研究科心理学専攻の渡辺茂教授らが進める「論理と感性の先端的教育研究拠点形成」。いずれも、「グローバルCOEプログラム」の前身となる「21世紀COEプログラム」での実績と、それを踏まえた研究計画などが評価された。

 「グローバルCOEプログラム」は、日本の大学院教育研究機能の充実・強化を目指して、国際的に卓越した教育研究拠点の支援を進める事業で、平成14年度から始まった「21世紀COEプログラム」の後継事業として位置づけられている。