慶應塾生新聞会 三田オフィス

〒108-0073  東京都港区三田3-4-8

佐野ビル4階

Tel : 03-3454-7966

Fax: 03-6435-2573

関東大学バスケットボールリーグ戦 強豪青学に白星 1部残留へ大きく前進

1部リーグ戦も折り返しを迎え、順調に勝ち星を挙げている慶大。上位の東海大や青学大に対して挑戦者として思い切りの良いプレーを見せ、青学大戦では見事勝利を収めている。これからの下位チームとの対戦で取りこぼさなければ、1部残留は確実だ。「インカレでの一発勝負に懸ける」(阪口HC)べく、チーム一丸となって良い形でリーグ戦を終えたい。(平沼絵美・中澤元・森俊貴)

【法大戦】先月17日 ○83-70
逃げ切り待望の3勝目

これまで3連敗という悪い流れを断ち切るため負けられない法大戦。この日6本の3Pシュートを沈めた伊藤(環4)の活躍が光り83―70で快勝した。

序盤、一進一退の攻防が続いたが、先に流れを奪ったのは慶大だった。主将・伊藤の3Pシュートに下級生が続き、得点を重ねていく。特に西戸(総2)のディフェンスは目覚ましく、スティールで攻撃の機会を増やした。持ち味である速攻で法大を攻め立て、37―26と二桁のリードを持って後半に臨む。

しかし、ここで慶大の流れに陰りが生じる。後半に入ると法大のオフェンスが波に乗り、点差がみるみる縮まっていく。一時は3点差まで詰め寄られた慶大。この悪い流れをせき止めたのは福元(環3)の3Pだった。この3Pで再び流れを取り戻した慶大が法大を押し切り、83―70と13点リードで貴重な3勝目を上げた。

【青学大戦】先月20日 ●71-85
強豪に奮闘も力負け

法大戦での怪我でインサイドの要である黒木(環3)を欠き、苦しい状況で強豪青学大に挑んだ慶大。黒木の穴を埋めるべく、権田(政4)やサワ(環1)らが奮闘するも、71―85で敗れた。

開始直後の5分は点の取り合いとなる。しかし青学大が波に乗りはじめ、慶大は苦しい時間が続く。オフェンスの起点である伊藤(環4)も激しいマークで封じられ、34―53と19点ものビハインドで前半を終える。

苦しい状況で迎えた後半、慶大にようやくスイッチが入る。伊藤が思うように動けない中、権田が攻守に渡って光り、じわじわと点差を縮めていく。しかし、流れを奪うことはできず、71―85と青学大に押し切られた。

これで慶大は3勝4敗。法大戦でイーブンに戻したものの、また負け越しに戻ってしまった。

【拓大戦】先月21日 ●58-79
バンバ止められず 黒木不在響く

昨年度得点王であるセンターのバンバをどう攻略するかが鍵となる拓大戦。スタメンの黒木(環3)が不在の中、山崎哲(環3)が奮闘したものの、バンバを抑えることはできず58―79と大敗を喫した。

第1Qからターンオーバーを連発し、流れに乗れない慶大。着々と点差が離れていき、拓大に主導権を握られてしまう。続く第2Qには7分間無得点という苦しい時間が続き、20―44と24点のビハインドを負って前半を終える。

後半、ベンチメンバーを中心とした構成で、アウトサイドからなんとか得点を重ねていく。この日12得点の福元(環3)を中心に少しずつ点差を縮めていった慶大だったが、拓大に傾いた流れを奪い切ることはできず、58―79と21点差で完敗してしまった。

【専大戦】先月27日 ●61-67
最下位相手に痛い敗戦

リーグ戦の最終戦はここまで最下位の専大との対戦。第2Qに失速した慶大はその後も追い上げ切れず、61―67で敗戦した。

第1Qは手堅い立ち上がりで19―10とリードするも、第2Qに入ると専大のディフェンスに圧倒される。オフェンスも6得点と完全に失速。25―31で前半を終える。

第3Qでは西戸(環2)の3Pシュートで一時は3点差まで詰め寄り、44―48で最終Qへ。連敗から脱したい慶大は、伊藤(環4)や大元(環3)の活躍で同点に追いつく。一気に逆転かと思われたが、シュートミスやターンオーバーが重なった慶大。逆転しきれず61―67で敗れた。試合後、主将の伊藤は「二巡目はディフェンスとリバウンド、ルーズボールの三つを軸にもう一度頑張りたい」と次の明大戦に切り替えていた。

シュートを放つ大元(環3)
シュートを放つ大元(環3)

【明大戦】先月28日 ○58-53
終盤に逆転 連敗止める

リーグ戦は二巡目を迎え、前回の対戦で圧倒した明大との対戦。3連敗から立ち直りたい慶大は、序盤から積極的に攻め、互いに譲らない展開のなか最後まで粘り、58―53で勝利した。

試合は序盤からサワ(環1)が積極的な攻守でチームを引っ張り、17―16で第1Qを終える。第2Qの立ち上がりを攻める慶大は大元(環3)のバスケットカウントで流れを掴み、一気に8点のリードを奪う。しかし最後の3分半で明大に逆転を許し、30―32で前半を終える。

後半、インサイドを上手く使えず、単調なオフェンスに終始する慶大。それでも第3Qの終盤に相手のアンスポーツマンライクファウルを誘い、42―45で流れを掴んで最終Qへ入る。第4Qはサワの独壇場となった。3Pシュートやリバウンドシュートなどで逆転するとそのまま逃げ切り、58―53で勝利した。

【白大戦】今月4日 ○67-63
勝負強さを発揮 価値ある連勝

前回大勝を収めた白大との対戦。前の対戦とは打って変わり接戦になるも、67―63で逆転勝ちを収めた。

試合は序盤から点の取り合いとなるも、第1Q中盤からディフェンスリバウンドに苦しむ慶大。白大にセカンドチャンスを多く与え、16―26で第1Qを終える。第2Qに入って徐々に点差を縮める慶大は、終盤に西戸(環2)のバスケットカウントで流れを掴む。それでも逆転しきれず、31―36で前半を終える。

後半、サワ(環1)のミドルシュートなど、慶大はオフェンスで奮闘するも、ディフェンスで相手を抑えきれない。48―51で勝負の第4Qへ。最終Qも白大を抑えきれない展開が続く。しかし阪口HCが「余裕があった」と語るように、中盤に伊藤(環4)が3Pシュートで逆転し、チームを鼓舞すると、最後は大元(環3)のレイアップとフリースローで勝負あり。67―63で勝利し、1部残留に向けて価値ある一勝を手にした。

【東海大戦】今月5日 ●66-88
王者追いつめインカレに光明

リーグ戦前半での対戦ではダブルスコアの惨敗に終わった東海大戦。リベンジが期待されたが、王者東海大の壁は厚く、66―88で敗れた。

序盤は互いに一進一退を繰り返す接戦となる。第1Q終盤に東海大に連続得点を許してしまい、19―28で第1Qを終える。

慶大の追い上げが始まったのは第2Q。慶大は持ち味のディフェンスで東海大に苦しいシュートを打たせ、サワ(環1)がリバウンドをキープしていく。得点はなかなか伸びなかったが、徐々に点差を縮め、第3Qには一時2点差まで追い上げる。だが、最後は東海大に押し切られてしまい、66―88と22点差で敗れてしまった。

阪口HCが「この段階でこんな良いゲームができると思わなかった」と語るように、慶大の成長が見られる一戦だった。

【青学大戦】今月11日 ○71-64
強豪番狂わせ 接戦制す

第13戦は前回敗戦した青学大との対戦。強豪を相手に序盤から慶大が流れをつかみ接戦の末、苦しみながらも71―64で勝利した。慶大は1部リーグ残留に向け、また一歩前進した。

第1Qは権田(法4)がミドルシュートを量産。またキャプテン伊藤(環4)のスティール、3Pシュートが光り、慶大が技術の高さを見せつけ21―15でリードする。続く第2Qも大元が連続得点で活躍し、前半を39―35で折り返す。

第3Qは伊藤が6得点をあげて健闘したが、最後まで青学大にリードを許す苦しい展開となった。第4Qに入り得点が追いつく。サワ(環1)が武器であるリバウンドで活躍したほか8得点をあげた。最後まで諦めずチームプレーを全うした慶大が見事に71―64で接戦を制した。

【拓大戦】今月12日 ●65-86
健闘するもリベンジならず

前日に強豪青学大に勝利し、良い流れで挑んだ拓大戦。徐々に調子が上がってきており、リベンジが期待されたが、最後は65―86と大敗した。

バンバ擁する拓大を相手に、アウトサイドからのシュートを軸にゲームを組み立てていく慶大。インサイドでも木村(環1)がバンバの頭上を越えるフックシュートで得点する活躍を見せる。リングに嫌われることも多かったが、16―16と拮抗して第1Qを終える。

均衡が崩れたのは第2Q中盤、拓大が流れに乗り、点差がみるみる開いていく。第1Qには取れていたリバウンドも取れなくなり、セカンドチャンスを作り出せない。そこからゲーム終了まで終始拓大ペースで進み、65―86と押し切られてしまった。