
経済学部Aで期末試験がある科目は、線形代数、統計学Ⅰ、マクロ経済学初級I、語学科目(第二外国語)だ。
微分積分入門は、春学期は選択科目のため、私は履修していなかった。高校で数学Ⅲを学んでいた人にとって、この科目は数学Ⅲに毛が生えた程度だと思ってよい。数学Ⅲを学んでいない人は、いろいろな関数の微分計算をできるようになっておこう。
<線形代数>
線形代数については、ヨビノリ(教育系YouTuber)の動画を見ることを勧める。そして計算の練習をしておこう。
これは直前から始めても計算に慣れることはできないため、せめて1週間くらい前から着々とやるべきだ。(私は、当日の朝に電車でヨビノリの動画を見始め、単位を落とし、現在再履修している。)
<統計学Ⅰ>
統計学Ⅰは、高校数学で学んだ確率と統計の内容とほぼ同じである。平均や分散、期待値などの定義(数式で)や、簡単な確率の計算方法、条件付き確率などを理解しておこう。
<マクロ経済学初級I>
マクロ経済学初級Iは授業の内容を理解していないと、論述のテストで何も書けずに単位を落とすため、出席していない人は今からでも授業を聞きにいこう。
授業に出ていても分からない人は、教授または内容を理解している友達に聞くべきだ。理屈が分からない状態でテストを受けると、酷い結果につながる。
<語学科目>
第二外国語については、先生によって異なるため一概には言えないが、中間試験があった人で、半分もできなかった人は期末試験で本気を出さないと危険だ。中間試験の範囲の復習から始めて、すぐに期末試験範囲の勉強に取り掛かろう。
中間試験である程度できていた人は、中間試験と同じくらい頑張れば単位は取得できるはずだ。期末試験一発勝負の人は、とにかく基本的な単語と活用を頑張って覚えてほしい。教科書に出てきた単語で、意味が分からないものは辞書で調べよう。文法が分かっているかどうかは、ライティングの問題を解いて確認しよう。うまく書けなければ、文法項目を復習すればよいだけだ。
もし過去問が手に入ったのなら、やるに越したことはない。しかし、正々堂々勉強してテストに臨むことを勧める。今勉強しなかった貴方は、秋学期や来年の春学期の期末試験で更に苦労することは間違いない。
(野本一熙)