日吉三大工事 本格始動へ 記念館は20年、相鉄直通線は22年度完成見込み

上:日吉協育棟(2018年3月24日撮影)中:日吉記念館(2018年3月24日撮影)下:日吉駅周辺(鉄道・運輸機構提供)

慶大のキャンパスが位置する横浜市港北区日吉では現在、相次ぐ大規模な事業によって、変わり目が訪れている。目玉となるのは、日吉記念館の建て替え、慶應義塾高校(塾高)日吉協育棟の建設、相鉄・東急直通線の整備などで、今後5年以内に完成予定だ。

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旧・日吉記念館は、昨年11月に解体工事が開始された。現在は、旧記念館の上屋は全て解体され、今後は新記念館の工事が本格化する。

新記念館は、旧記念館の3階建てから5階建てに変わり、延べ面積は2倍となる。収容人数は、旧記念館の2倍近くの1万人となる。

2‌0‌2‌0年に完成し、その年の卒業式で使用が開始される予定だ。

記念館に隣接した敷地では慶應義塾高校(塾高)が、今年開設70周年を迎えるのに合わせ、日吉協育棟を建設している。施設の完成は7月を予定。9月から使用を開始する見込みだ。

施設内には、図書室やホール、トレーニングルームなどが設置される。主に塾高の授業や部活動で使用される。その他の使い道に関しては、現在検討中だ。

キャンパスの最寄り駅、東急日吉駅の綱島寄りでは、新路線開業に向けて工事が進められている。建設中の路線は、「相鉄・東急直通線」。JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近と日吉駅間、約10kmを結ぶ。

2‌0‌2‌2年度下期の完成を予定。完成後は、相鉄線と東急東横線、目黒線が相互に乗り入れる。

新路線開業により、相鉄線、東急目黒線、都営三田線の直通運転が事実上可能になり、慶大湘南藤沢キャンパスの最寄り駅である湘南台駅と、日吉駅、三田駅が1本で結ばれることが期待される。

(次ページ:【図解】変わる日吉 施設、教育、交通が一新)


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