《学問の魅力を聞いてきた》SFC(総合政策学部・環境情報学部) 村井純教授

学問の魅力を聞いてきた

オリンピックを開催する場合、どのような力が必要でしょうか。おもてなしをするためには言語が要ります。そのほかにも、アスリートの健康やセキュリティの知識など、様々な力が不可欠です。一つの学問で解決することは難しく、あらゆる力を合わせる必要があります。

SFCは学際的なキャンパスとして、そういった問題解決を丸ごと形にしています。例えば、授業では積極的にグループワークを行います。重要なことは、学生同士の仲が良いことと、それぞれが好きなことに取り組んでいることです。授業を通じて仲良くなり、相手の能力を知ることができれば、将来頼れる仲間ができるでしょう。

そのため必修授業は、僅かながら存在しています。その一つに、体育があります。君たちはきっと100歳まで生きることでしょう。そんな時代を生きるうえで、健康に意識を持たなければなりません。

履修の制限が少ないことは、カリキュラムを自由に作れる反面、基礎が後回しになりがちです。しかし、それは必ずしもデメリットではなく、逆に問題意識が生まれ、定着度への近道になりえます。

その他のカリキュラムの特徴として、ゼミに1年生から入ることができます。トップクラスの教員と長期間接することができ、繋がりはとても強いです。ゼミの変更も簡単で、複数のゼミに入ることで、より多くの力を得ることができるでしょう。

また、開設当初からインターネットを備えていたSFCは、新しい技術を自由に使える環境を目指しています。3Dプリンターをメディアセンター内に設置した理由は、自分のひらめきを自分自身で実現できる時代が来ると考えたからです。

SFC生は、好きなことを思いっきりやりましょう。それが学問です。

(聞き手=山本啓太)


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