【関東大学バスケットボールリーグ戦】順決でまさかの敗戦 8位で1部残留

シュートを放つ主将の伊藤(環4)
シュートを放つ主将の伊藤(環4)

関東1部リーグ戦が終了し、最終結果は8位となった。慶大は前半戦で3勝6敗と出遅れるも、後半戦で6勝3敗と巻き返し、合わせて9勝9敗とする。しかし順位決定戦で明大と法大に連敗し、無念の8位でリーグ戦を終えた。インカレのシード権は7位までであり、シード権を失ったものの、今季の至上命題であった1部残留はクリアし、結果は残した。 (中澤元・森俊貴)

【法大戦】先月18日 ○89-74 後半追い上げ 逆転勝ち

上位に食い込むために落とせない法大戦。序盤はリードを許す展開だったが、第3Qで逆転し、89―74で勝利した。

第1Qは様子見の展開で16―20とまずまずの立ち上がりとなる。第2Qに入っても両者譲らず、慶大は逆転できない。大元(環1)の3Pシュートが終盤に決まり、35―36で前半を終える。

後半に入ると、サワ(環1)の得点で逆転し、徐々に慶大ペースへ。しかし、一時8点のリードを奪うも食らいつく法大を突き放しきれない。56―51で第3Qを終える。最終Qに入ると慶大のオフェンスが冴え渡る。サワの多彩な得点や主将伊藤(環4)の3Pシュート、さらには大元の3Pシュートで2桁差のリードを奪う。その後は落ち着いたプレーで法大を抑え込み、89―74で勝利した。

【国士大戦】先月19日 ●68-77 前半で逆転も 粘り負け

第16戦目は、1巡目で敗れた国士大との対戦。立ち上がりは国士大のアウトサイドに苦しむも、逆転し慶大ペースで試合を運ぶ。しかし、終盤に慶大のディフェンスが崩され、68―77で今季9敗目を喫した。

試合の立ち上がりは国士大ペース。慶大はディフェンスでアウトサイドシュートを止めきれない。それでも第1Q終盤に相手ボールをカットし、得点を奪って、17―25と良い形で第2Qへ。徐々に追い上げる慶大は、権田(政4)のフリースローで逆転に成功する。大元(環3)の3Pシュートも決まり、42―39で前半を終える。

後半に入ると、互いに得点が奪えない。53―53で勝負は最終Qに移る。サワ(環1)の得点で国士大に食らいつく慶大。だが、最後まで追い上げられず粘り負ける。68―77で、国士大に対して連敗した。

【筑大戦】先月25日 ○82-65 終盤リード 強豪に白星

第17節目は、前回敗れた筑大との対戦。前半は相手に一歩リードを許す展開も、慶大は後半に追いつき、終盤に筑大を突き放し、82―65で勝利した。

試合序盤はどちらも譲らない展開。筑大が一歩リードするも、慶大は落ち着いて食らいつき点差は開かない。18―23で第1Qを終え、第2Qも一時は2桁差のビハインドを背負った慶大だったが、西戸(環2)のバスケットカウントで追いすがる。点差を3点に縮め、41―44で前半を終える。

後半に入ると、権田(政4)の3連続得点で同点とすると、サワ(環1)や大元(環3)の得点でリードを奪う。終盤に追いつかれるも第3Qが終わって56―56の同点で最終Qへ。阪口HCが「チームの雰囲気が良かった」と語るように、第4Qは序盤から慶大ペース。権田や大元、サワなど多彩な攻撃陣の活躍で2桁差にリードを広げる。リードをそのままに相手の反撃を抑え、逃げ切った慶大。82―65で筑大を破り、白星を挙げた。

【専大戦】先月26日 ○78-75 リーグ戦集大成 専大から初白星

リーグ戦最終戦は専大との対戦。春から一度も勝ち星を奪えていない相手だ。試合終了のブザーが鳴るまで勝敗が分からないシーソーゲームが続いたが、78―75で見事に専大を下した。

第1Qから1点を争う激戦となった。どうにか流れを掴みたい慶大だったが、いまひとつ波に乗りきれない。互いに一進一退を繰り返し、第3Q終了時で58―55。わずか3点のリードを得て勝負は最終Qへ。

最終Q序盤、ついに均衡が崩れた。専大が連続得点し、一時は11点差と慶大は苦しい展開を強いられる。しかし、ここで主将・伊藤(環4)が奮起した。自らの得点とアシストで一気に点差を縮めていく。残り24秒には逆転となるジャンプシュートを沈め、試合は最終盤で慶大ムードにとなる。そのまま逃げ切り、78―75と専大から今年初の白星を奪った。この勝利で慶大の最終戦績は9勝9敗で6位。順位決定戦で5位を狙っていくことになる。

【明大戦】今月1日 ●55-69 足りない決定力 インカレの課題

インカレのシード権をかけて行われる順位決定戦。初日の相手は明大だ。リーグ戦では2連勝を飾っているだけに白星が期待されたが、55―69で黒星を喫した。

序盤、慶大は連続得点して良いスタートを切った。しかし、要所でミスが目立ち、得点が伸びない。慶大は前半を30―31と1点ビハインドで終える。

後半に入っても慶大の悪い流れは拭いきれない。シュートを打ちきれないばかりか、フリースローを得ても決められず、そのまま点差が離されていく。最後はファウルゲームに持ち込んだものの明大はしっかりフリースローを沈め、点差を縮めることはできなかった。

【法大戦】今月2日 ●75-82 集中力欠き 無念の敗戦

明大に敗れ、7位決定戦に回った慶大は、今季2戦2勝と相性の良い法大との対戦。試合は序盤から拮抗した展開も、第4Qに落ち着きを失った慶大。75―82で敗れ、順位決定戦で2連敗を喫し、8位で今季のリーグ戦を終えた。

試合は序盤からシーソーゲームとなる。真木(環3)などの得点で23―24と一点差で第1Qを終える。第2Qは権田(政4)の活躍で7点のリードを奪うも、法大に反撃を許し、39―36と3点リードで前半を終える。

後半に入っても流れはどちらにも傾かない。怪我から復帰した黒木(環3)が安定した攻守を見せるも、リードを広げられず、65―60で最終Qを迎える。

最終Q開始早々、伊藤(環4)の3Pシュートが決まり、慶大ペースになるかと思われた。しかし、法大のオフェンスに圧倒され、散漫なプレーが目立った慶大。このQで法大に25点を奪われながら、10得点にとどまり、75―82で敗れた。結果として最終順位を8位でリーグ戦を終えた。


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