個別試験方式で志願者減少~入学試験 難易度には変化なし

 平成20年度一般入学試験願書受付が1月29日(薬学部B方式は24日、法学部A方式、薬学部A方式は1月28日)をもって締め切られた。新設される薬学部への志願者は合計4888人となった。薬学部以外の学部の志望者数合計は法学部A方式、理工学部、総合政策学部、看護医療学部の増加が目立ち、全体としても昨年と比べ731人の増加となった。

(亀谷梨絵)

 今年度の一般入学試験は大学入試センター試験(1月19日、20日実施)を利用する法学部A方式、薬学部A方式から始まり、3月4日の医学部の二次試験(小論文、面接)をもって終了する。合格発表は2月13日の法学部A方式、薬学部A方式から、順次行われていく。

 新設される薬学部を除く他学部には今年度も募集人員、入試方法に大きな変更点はない。

 個々の学部別に注目すると、法学部A方式では大きな変化が見られた。センター試験が易化した影響もあってか、法律学科845人、政治学科953 人と志望者数が昨年より大幅に増加した。また、理工学部では一昨年、昨年に引き続き3年連続で志望者数が増加した。学門5以外は全て志望者数が昨年を上回り、理工学部全体では245人増加するという結果となった。その他の学部では総合政策学部が101人、看護学部でも43人とそれぞれ昨年より志望者数を増やした。

 一方で、文学部、経済学部(A方式B方式合計)、法学部B方式、商学部(A方式B方式合計)、医学部、環境情報学部の個別試験を課す学部では志望者数が減少している。特に、法学部B方式では459人、経済学部では300人、商学部では297人と志望者が大幅に減少したのが目立つ。今年度、全体的に志望者が増加した要因は、センター試験利用型入試である法学部A方式の志望者数の増加が大きかったことがわかる。

 昨今、少子化にともない大学全入時代が到来したと言われる。また、近年ではAO入試や推薦入試の人気が上がっており、個別学力試験での受験者数が全国的に減っている傾向がある。そういった影響もあってか今年度は全体として志望者数は増加したものの、個別試験を課す多くの学部で志望者は減少傾向に転じる結果となった。しかし、定員割れとはまだ程遠い志願者数であり義塾の入試の難易度はそれほど変化しないと考えられる。