第18回ラクロス全日本選手権大会が12月8日から江戸川区臨海球技場などで開かれた。関東学生2位で出場し、9年ぶり優勝を狙った塾ラクロス倶楽部は 1回戦で東日本ラクロス倶楽部に11―12で敗戦を喫し、初戦で姿を消した。優勝は全国クラブ1位で出場したVALENTIAで、2年連続7回目。

 試合は前半、慶大が流れをつかみ、AT継(医4)らのシュートで8―6とリードする。しかし、後半に入ると守備の時間が長くなる。4Q開始直後、継のシュートで2点差とするが、残り約9分で同点に追いつかれ、残り約4分で逆転を許す。慶大は残り時間、積極的にシュートを放ったが、東日本クラブの守備を崩すことができず、涙をのんだ。

 MF本下(政1)「前半は運動量で相手を圧倒することができたが、相手に流れが行った時に冷静になれなかった。(逆転されてからも)負ける気がしなかったが、あっという間に時間が経ってしまった」