慶應塾生新聞会 三田オフィス
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【CAMPUS IDOL】法学部政治学科3年 下萩千耀さん

授業で一緒になることが多い下萩さんから、「おいしいかき氷を食べに行こう!」と誘われたのはついこの前だ。

ちょっと浮足立ちながら待ち合わせ場所に行くと、そこには浴衣姿の彼女。「浴衣を着るには少し早かったかな」とはにかんでいる様子はとても可愛くて、今更緊張してしまう。

武道に憧れて大学から体育会少林寺拳法部に入ったという彼女は、よほどかき氷が楽しみなのかウキウキと2歩くらい先を行く。でも時折振り返り、優しい笑顔をこっちに向ける。こういうギャップが魅力的な人だ。

最近、毎朝の味噌汁づくりにハマってると聞いて家庭的だなと思ったら、好物はしめさばと砂肝と言って、「おじさんっぽいでしょ?」なんておどけてみせる。小さい頃から18年間バイオリンを続けているお嬢様っぽさや、「少林寺拳法部は素敵な先輩と後輩と、同期と一緒だから頑張れる」と言い切る芯の強さ。彼女のことを知れば知るほど親しみが湧く。

そのせいか、お寿司屋さんで接客のバイトをしてると聞いた時、こんなかわいい店員がいたら大繁盛だろうね、なんて小声で言ってしまった。

ちょうどかき氷屋さんに着いたので反応は帰ってこなかったけど、彼女には聞こえていたのだろうか。

おいしそうにかき氷を食べる下萩さん。サンドウィッチマンが大好きで、いつ見ても大笑いしてしまうらしい。「無人島に一つだけ持っていくなら何がいい?」とたわいのない質問をしたら、「周りの人みんなを持っていくかな!有人島にしてしまえ!(笑)」なんてユーモラスな切り返し。

いつの間にか理想の異性のタイプの話になると、少し言いにくそうに「一緒にご飯を食べてて楽しくて、落ち着く人かな」と言われて変にドキッとした。それでも理想のデートは「できる遊び全部やること!」と目を輝かせる彼女は、やはり活発な子だと思う。

たくさん話してかき氷屋さんを出た帰り道、笑顔が絶えない彼女に、よく笑うね、と言ったら、「おばあちゃんみたいに、誰にでも優しくて面白い人になりたい。夢は、周りの人を笑顔にできる人間になること!」と、とびきりの笑顔で教えてくれた。

そっか、と納得しながら、彼女と一緒にいる間ずっと、自分が自然と笑顔になっていたことに気づく。きっと彼女はこれからも、素朴で明るい人柄で、たくさんの人を笑顔にするんだろうな。-心からそう思った。
(らっしゅあわー)


撮影:野口雄介・服部友俊