福澤と神奈川、ゆかりの資料展示

慶應義塾創立150年、そして神奈川開港・開国150周年を記念した特別展「福澤諭吉と神奈川」が神奈川県立歴史博物館で開催された。8月22日から9月23日までの29日間で、のべ1万2000人以上が訪れ好評を博した。
当展覧会では、慶應義塾創設者である福澤と神奈川との深い関係がうかがえる様々な資料が展示された。
福澤は開港間もない横浜を訪れたことをきっかけに英学を始め、のちの活動の原点としたばかりか、「福澤山脈」と呼ばれる福澤の門下生に関しても、神奈川に政財界、教育界など多くの分野で活躍する人物を輩出している。
展覧会では福澤の書簡、原稿、写真、著作物や遺品類などのほか、横浜の開港にまつわる貴重な史料が展示された=写真。福澤諭吉の渡米や海外経験、そして西洋の知識を普及させ文明開化に努めた功績が神奈川の開港の歴史とともに振り返ることができるような展示となっている。
また、神奈川県内の慶大キャンパスである日吉や湘南藤沢キャンパスから出土された遺物や遺構に関する展示のコーナーも設けられた。
当展覧会の記念講演会やシンポジウムが4回にわたって開催され、第1回には慶大教授の荻野アンナ氏が開港と開校に関する講演を行った。