日吉生協購買部と食堂1階では6月の1カ月間、1枚10円のレジ袋の有料化制度が試行導入された。すでに湘南藤沢キャンパスでは有料化が導入され効果を出しており、今回はそれに続く形となった。
 有料化後はほとんどの学生がレジ袋を利用しなくなり、1カ月間の実施によって、以前は購買部で1日平均、約2500枚使われていたレジ袋は300枚程にまで減少した。環境週間中にも22日と26日の両日に説明会が開かれ、実施概要やレジ袋に関する環境への影響や日本や各国の容器包装の現状についての説明がされた。なお、今回の有料化は「試行」という形で取り入れられたが、7月以降も同制度を継続することが決まっている。また、有料化にともなう収益については全額を「預かり金」として扱い、環境保全活動に利用する予定であるという。
 E.C.O.のレジ袋削減プロジェクトのホームページでは有料化に関する詳しい情報の提供のほか、預かり金の使い道に関する意見を受け付けている。