【特集】塾長を、考える

先月28日、新塾長として長谷山彰氏が就任した。しかしその選出過程を、そしてそもそも「新しい塾長が選ばれ、着任した」ということをご存知だろうか。

塾長選出の手続きが定まって以降、前回まで、教職員450名による投票で1位の得票数だった者が塾長に選出されてきたという歴史がある。しかし、今回は、教職員投票で過半数の選挙人から票を集め1位となった細田氏ではなく、2位であった長谷山氏が塾長に選出される結果となった。つまり、慶應義塾の中で脈々と受け継がれてきた「慣例」が破られたのだ。

ここには、塾長選出方法や塾長のあり方などが複雑に絡み合う。この塾長選出で一体何が起こったのか。問題はどこにあるのか。塾生新聞は取材を重ね、この1面分の記事でできる限りのことを明らかにし、考えを表明している。

我々が学ぶ慶應義塾のトップである塾長をどう選ぶか。塾生に一度、考えてもらいたい。

慶應義塾広報室の公式見解
塾長とは、どのような地位なのか。また、どのような方法で選ばれるのか。広報室に聞いた。

見えてきた状況、募る不信の声
複数の関係者への取材により、今回の選出で何が起こったのか、少しずつ見えてきた。また、様々な声が上がっていることもわかってきた。

教職員投票1位の細田氏 「プロセスを歪めたことに怒り」
塾長候補者推薦委員会による投票で得票数が1位だった、元・経済学部長の細田衛士教授に話を聞いた。

他大学の制度は
他大学のトップはどのように決められるのか、私立3大学から回答を得ることができた。

【論説】今後の慶應義塾発展の責を負う者よ 納得のいく説明を教職員・塾生に
取材でわかったことをもとに、我々は慶應塾生新聞として何を考えるか。


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