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《MITASAI REPORT-2020》メインステージ最初を彩るサブカル系音楽 SOS団@日吉バンド班

オンライン三田祭二日目、メインステージの最初を飾ったのはオタク系オールラウンドサークルSOS団だ。

生で音楽が体感できない今年の三田祭ステージだが、華やかで軽やかなサブカル系の音楽がその寂しさも吹きとばしていた。

一曲目はじんの「夕景イエスタデイ」。晩秋の強風にも負けず、ボーカルの女子三人の綺麗な歌声が高校生の切ない青春を歌う。楽器隊の演奏も見どころが盛り沢山だった。ギタリストのエネルギッシュなヘッドバングに、動画越しでも楽しさが伝わる。コロナウィルス予防対策のためか、マスクをしている学生もいたが、それぞれが自身の楽器で演奏を彩っていた。

続く曲目は、達見恵の「つぼみ」、ZHIENDの「Blood Colour」、眩暈SIREN「image___」、初音ミクの「さようなら、花沢椿さん」、霜月はるかの「瑠璃の鳥」。Youtubeを介してLive配信されているパフォーマンスだが、カメラのカットが頻繁に行われていて、ボーカルだけでなく他バンド隊の表情や楽器を触る手の動きも良く見えた。

そして最後にsupercellの「feel so good」。この曲ではボーカルだけではなく、それぞれの楽器のソロパートもあった。渋い音色を奏でるサックス、高い技術力のギターや軽やかなピアノのメロディに、聞いてる側の身体も自然と乗り始め、三人のボーカルたちの優しい歌声に、この世界的緊急事態が収束した未来に思いをはせる。

予防対策のために例年とは違う形で行われた三田祭だが、学生たちの情熱は変わることがない。2020年の三田祭は昨日今日で終わってしまうが、多くの人々の努力と工夫によって途切れなかったこのバトンは後輩たちへと受け継がれていくだろう。

 

(田上広乃)

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