〜慶應塾生新聞会 ”いつだって、塾生目線”〜 
慶應義塾大学内で発行している学生新聞です。不偏不党・公立中正なメディアとして多くの塾生・塾員にひろく認知されています。塾生新聞は慶應義塾大学の公認独立団体です。
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喊声

喊声 七月号

先日、サークルの先輩が進路について深く悩んでいる場面に出くわした。理想の「夢」を追いかけるか、理想とは違う現実的な「職」を取るか。答えはすぐには見つからない▼有名だった大企業ですら倒産してしまう時代だ。勝ち組、負け組とい [...]

喊声 6月号

「時は流れない、それは積み重なる」。野家啓一『物語の哲学』で挙げられている歴史哲学テーゼの一つだ。あなたはこの言葉から何を想うだろう▼最近の授業で本書を知ったのだが、その日同時に「つみきのいえ」という映画を鑑賞した。第8 [...]

喊声 4月号

最近、日本の学生に対する評価は手厳しい。講義には出席するが積極性に欠け、国内に閉じこもっている。社会は、そんな姿を内向きと指摘する▼一方で通常のサークルとは一線を画し、対外的な活動を行う学生団体が増えている。構成メンバー [...]

喊声 2月号

  ある日電車に乗っていると、向かいに高校生が座っていた。単語帳を熱心に読み、少しでも頭に入れようとしている。そんな姿を見ているうち、受験生だった頃を思い出した。毎日不安に駆られ、必死になって単語を覚えていた▼ヘルマン・ [...]

【喊声】1月号

正月の風物詩、箱根駅伝。今年、1歳上の幼馴染2人が大学生活最後の箱根を迎えた。陸上部のなかった小さな中学。彼らは田舎町を毎日走り、人知れずトレーニングを積んでいた。なぜなら「走ることが好きだから」▼「好きになるには理由は [...]

【喊声】10月号

「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」。かの有名なマリー・アントワネットが貧困と食糧難に悩む民衆に言い放った言葉とされているが、もし彼女が今も生きていればこう言うに違いない。「働く場所がなければ働かなければいいじ [...]

【喊声】9月号

蝉が道端で、のたうちまわる様子を見ると、夏の終わりを感じる。今年も、1匹の蝉が壁に何度も体を打ちつけながら、鳴き続けているのを目にした。ありったけの力をふりしぼっているのだろう。死に際とは思えないほど、張り詰めた声は、力 [...]

【喊声】8月号

国際センターが設置している国際研究講座として、日本研究講座がある。海外及び日本の文化や社会、国際関係を理解することが目的だ。国際センターの授業を多く履修している中でとりわけ強く感じることがある。それは、多様性から生み出さ [...]

【喊声】7月号

顔は変わらないもの。でも、同時に思う。人の顔は、その人の人生経験によりいくらでも変わるものだと▼「過去も現在も全て顔に出る。だからごまかせない」と写真家の荒木経惟氏は著書『いい顔してる人』で記している。「いちばんの裸は顔 [...]