教授書評の記事一覧
学生時代の必読書を教授が指南~法務研究科教授 伊東 研祐君
大学生の間に読んでおくべき一書を挙げることなど、経験に鑑みて書けば良いのだから、容易である、と思ったのが間違いであった。沢山あり過ぎて決められない、というのではない。専門である「刑法」関係の本を想い出
【学生時代の必読書を教授が指南】体育研究所准教授 吉田 泰将君
私は小学4年生の時から剣道を習い始め、38年修行を続けている。
そして現在、本塾の体育研究所・准教授として、体育実技の「剣道」や「スポーツとからだの基礎理論」・「スポーツの効用を科学的にみる」という体育学
【学生時代の必読書を教授が指南】文学部教授 浜日出夫 君
毎年私は日吉で社会科学特論という講義を担当している。ここ数年この講義は毎週1冊新書・文庫・ブックレット類を読んで議論する、というやり方で進めている。月曜1限という悪条件にもかかわらず、毎年20名の定員に対して3
【学生時代の必読書を教授が指南】環境情報学部講師 兼若逸之君
中央線沿線には古本屋さんがいくつもあり、ずいぶんお世話になった。20年近く韓国で暮らし、その後は千葉の柏に住んだので、これらの古本屋さんのことは、すっかり忘れていた。国際交流のお手伝いでたまたま三鷹に行っ
【学生時代の必読書を教授が指南 】経済学部教授 須田 伸一君
大学1年生のとき、経済学部の必修科目のかたわらでギリシャ語の授業を履修した。ギリシャ哲学や文学に興味があったわけではなく、ローマ字とは違う文字に興味を覚えたためである。英語もろくにできなかった当時、希英
【学生時代の必読書を教授が指南】法学部教授 篠原俊吾 君
読書は、極めて能動的な行為である。同じ本でもその時自分が背負っている過去の経験、心理状態によって以前とは大きく異なったものに感じられたりする。だから本は、楽しい。本はただ黙ってそこにあるだけであり、以
【学生時代の必読書を教授が指南】経済学部非常勤講師 高木久夫君
ウソ臭くて見限られたのだろうか。新刊広告に「必読」の二字を見ることが減った。
「ウソ」で悪ければ、やや上品に「必読のパラドクス」とでも呼ぼうか。誰もが知るとおり、万人の読むものは読み捨てられ、古典と
【学生時代の必読書を教授が指南】政策・メディア研究科委員長 金子郁容君
SFCに来る前に私が教えていた一橋大学には、「古典資料センター」という場所がある。普段は限られた人だけが使うそのセンターに入れていただく機会を得て、蔵書をあれこれと散策していた。アダム・スミス「国富論
学生時代の必読書を教授が指南~経済学部教授 小潟昭夫君
『メディア論』(マーシャル・マクルーハン著、栗原裕・河本仲聖訳、みすず書房)は今や古典的な名著といえます。私は、いつも『聖書』のように、肌身離さず携帯していた本書を、メディアセンターのリザーブブックに
学生時代の必読書を教授が指南~文学部教授 松本典久君
「民主主義とは革命である——それは命がけで勝ち取り、命がけで守り抜くものである」というのが、日本など一部の国々をのぞく世界の常識である。アメリカの独立革命(1775—83)においても、フランス革命(1
学生時代の必読書を教授が指南~文学部准教授井上櫻子君
大学に入った頃は、とかく背伸びがしたかった。難解なフランス現代思想関連の本を図書館からせっせと借りてきてはいたものの、実際にはよく理解できていなかった。それでも、古い時代のものよりも、現代の作品の方か
学生時代の必読書を教授が指南~経済学部教授 鈴木晃仁君
私は真面目に勉強して大学に入った。入学したての頃は、それまでメディアでしか名前を拝見したことがない先生に教えてもらうのが軽薄に嬉しかった。哲学史、科学史、社会学、歴史などの授業は、さすがに大学に入ったん
学生時代の必読書を教授が指南~総合政策学部教授・青木節子君
本は、読むものではなく、使うものとなってしまって久しい。実際、ここ数年、最初から最後まで読んだ本は全体の数パーセントにも満たないのではないかと思う。そもそも、「本」を読まない。雑誌論文も含めて書類や統計
商学部教授松村宏君~学生時代の必読書を教授が指南
阿部次郎の『三太郎の日記』は、高校と大学の日吉5年間の砂漠を救うオアシスであった。1冊目はつぶれて代わりの2冊目も手澤で黒く布のように柔らかくなった。しかし世に鳴る旧制高校風の教養主義にはまりこんだ青春

