早大図書館のすゝめ?

  慶應義塾図書館に欲しい資料がない。そんなとき、他の大学の図書館を利用できる。慶應義塾図書館は早稲田大学図書館と協定を結んでおり、さらに三田メディアセンターは一橋大学附属図書館とも協定を結んでいる。そのため各大学の学生、院生、教員は学生証や教員証の提示で相互の図書館を利用できるシステムになっている。こうした図書館間の協定について慶應義塾図書館の木下和彦さんにお話を伺った。

  大学生は一般的に、所属大学の図書館に資料がない場合、紹介状を提示することで他大学の図書館を利用できるという。しかし協定間ではそうした手間を省くことができる。

 また早大図書館から資料を取り寄せる際には、一般の図書館から取り寄せの際にかかる送料などの費用がかからない。これは慶大の各キャンパスのメディアセンター間を行き来している塾内便と、早大の各図書館間を行き来している学内便が相互の大学に行き交うことで実現している。申請から約1週間で受け取ることができる。

  一橋大学附属図書館と協定を結んでいる三田メディアセンターでは有料での取り寄せとなるが、学生証の提示のみで相互に利用はできる。他にも、各キャンパスのメディアセンターによって異なる利用協定があり、ホームページで確認ができる。
現状、慶應義塾大学からの早大図書館の入館者数は、昨年度1年間で1989人と意外に少ない。
蔵書数約250万冊を誇る慶應義塾図書館だが、こうした協定により慶大だけに止まることのない新たな知の世界が広がっていく。一度は足を踏み入れたい他大の図書館。書籍の他にもさまざまな発見があるかもしれない。
      (小原鈴夏)


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