義塾は先月14日付で、広告学研究会に対する対外的活動の停止を解除することを発表した。 広告学研究会は文化団体連盟に所属するサークル。一昨年の10月、会員が東急東横線の日吉駅構内を全裸で走り、書類送検されたことを受け、慶大から対外的活動の停止処分を受けていた。

学生部は今回の活動解禁について、慶應義塾規程「第2編学則第17章第183条」及び「第4編組織学生の団体,集会および掲示等に関する規定」に沿ったものだと説明。学内での掲示板にて活動停止の解除を発表するとともに、「塾生諸君ひとりひとりが良識に恥じない行動をとることを望む」とした。

広告学研究会は今回の発表に対し、「慶應義塾大学関係者様をはじめ、ご迷惑をおかけした方々に深くお詫び申し上げます。当会は活動停止から約一年間にわたり、大学側と幾度となく協議の場を持ち、不祥事の再発防止を第一に考慮した組織の再建に取り組んできました。今後は、この一年間の反省を活かし二度と皆様方にご迷惑をおかけすることがないよう、全会員が社会責任を持ち、活動に取り組んで参りたいと思います」と話した。また、広告学研究会が主催し、三田祭で行われてきたミス慶應コンテストに関しては 「今年度のミス慶應コンテストに関しましては、現在再開の方向で調整を進めております」とコメントした。