その場での実演も行う
その場での実演も行う

 模擬店の勧誘に疲れたら、書道会の主催する三田祭書作展に行ってみるといいだろう。西校舎地下二階ロビーにはまるで美術館の展覧会のような静けさが広がっている。
 「毎年、三田祭書作展での出品を目標に技術の向上に努めています。一年間の集大成なので色々な人に見てほしい」と代表の田中勝紀さん(文2)は語った。
 作品は漢字がたくさん並んでいるものだけでなく、ハングルで書かれたものや墨絵、若き血の歌詞、象形文字など色々な種類のものが並ぶ。作品の隣に飾ってある作者の写真からも、サークルの和気藹々とした雰囲気が伝わってくる。
 また、15時半からは今年入部した一年生による実演書道も行われた。『一所懸命』という文字を書いた久野志津香さん(商1)は「一つのところに命を懸けるように頑張りたい」とこれからの抱負を話していた。
 喧騒から離れて、落ち着いた雰囲気を味わうのも三田祭の魅力だろう。
(森田清美)



『書道会@西校舎B2Fロビー』