17日に慶大野球部の初戦である東大戦に先発した竹内大(環2)がノーヒットノーランを達成。竹内大は2度目の登板でリーグ戦初勝利を飾った。ノーヒットノーランでの初勝利は1989年秋の慶大の若松幸司以来。登板2試合目での達成は1929年秋の明大、鬼塚格三郎に並ぶ最高記録である。

 竹内大は初回に三者連続三振と最高のスタートを切る。その後はストライクがなかなか入らない場面もあったが、伸びのあるストレートと切れのある変化球で13奪三振。赤門打線を完全に封じた。

 試合後竹内大は「ノーヒットノーランは意識した。早く一本打たれて楽になりたかった」と笑顔を見せた。また、投球の意識について「自分の投球をするだけ。キャッチャーのリードが良かった」と振り返った。