三田祭期間中の11月23日、本紙主催のシンポジウム「新聞はどう生き残るのか?~五大紙の現場から」が開催された。
朝日、産経、毎日、日経、読売の各全国紙から、現役の編集局次長、社会部部長など5名がパネリストとして登場。本紙編集長遠藤和希(総3)の司会のもと、紙媒体の未来やオンラインジャーナリズムの可能性、日本の報道機関が抱える諸問題などに関して熱心な議論が繰り広げられた。
当日は中高年の参加者が多くを占める一方で、若年層の聴衆の少なさが目立った。
質疑応答では、「公正中立な報道」という理念や記者クラブ制度の是非、講読拡大競争の実態などについて一般の参加者から様々な質問が投げかけられ、報道機関のありかたに対する関心の高さをうかがわせた。
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