港区と慶大アート・センターが共催するコンサート「晩秋に響くギターとフルートin元麻布・安藤記念教会」が11月28日に開かれた。出演者はギター奏者の福田進一氏とフルート奏者の小山裕幾さん(理4)。2人は演奏曲の裏話などのトークを交えつつ、ギターとフルートによるアンサンブルやソロ曲を披露した。
曲目は、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」やラヴェルの「ハバネラ風小品」といったアンサンブルの名曲のほか、武満徹の「海へ」などの現代音楽、ピアソラの「タンゴの歴史」より「カフェ1930」、「ナイトクラブ1960」など、幅広い分野にわたった。
今回のコンサートは港区とアート・センターが共催するアート・マネジメント講座上演系ワークショップの一環。同講座は2006年度より開かれており、講座を受講する受講生の協力のもと企画・運営されている。