8月1日、慶大教養研究センターが主催する庄内セミナーの一般公開企画として、映画「おくりびと」上映会及び講演会が、日吉キャンパス協生館藤原洋記念ホールで開かれた。
庄内セミナーは、昨年度開催された「鶴岡セミナー」を発展させたプログラム。山形県庄内地方をフィールドとして、「生命」を多角的に学ぶ機会を提供し、教養力を身に付けるための学び場をつくりだすことが目的だという。
プレ企画と題された映画上映会と講演会では、庄内映画村が撮影支援を行い、今年アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」を上映。その後庄内映画村社長の宇生雅明氏が「映画人から見た山形庄内地方の魅力」と題した講演を行い、同社の広大なオープンセットや、映画撮影に関する裏話などを語った。
このほか庄内セミナーでは、8月31日から9月3日にかけて、合宿形式のプログラムや、東北公益文科大学大学院ホールでの基調講演、パネルディスカッションなどが開催された。11月14日には、来往舎シンポジウムスペースでの報告会も予定されている。