ラグビー関東大学対抗戦、筑波大との開幕戦を落とした塾蹴球部は青学大、日体大に連勝した。大黒柱・WTB山田章仁(総4)ら主力を故障で欠いているが、山田は28日の帝京大戦(仙台)で復帰する見込み。ベストメンバーに戻ってからの闘いが期待される。

青学大戦
▼9月30日  ○
【慶大86―0青学大】
 慶大は前半6分にWTB出雲(総3)のトライで先制すると立て続けにトライを奪い計14トライ、86点で、青学大に圧勝した。

日体大戦
▼10月7日  ○
【慶大22―19日体大】
 試合開始から10分、慶大は敵陣内で攻撃を続けながらも得点を奪えない。逆に前半25分、29分と立て続けに、日体大にトライを許し、前半を5―12のビハインドで終えた。
 後半5分で勝ち越したが同点とされて迎えたロスタイム、ラストプレーでFB小田(商4)が約30㍍のPGを決め、引き分け寸前で勝利を奪い取った。
 金井主将(商4)は「開始10分で決められなかったので苦しくなってしまった。勝負どころで集中力がない」と反省していた。PGを決めた小田は「自分のキックで決まるのは初めて。緊張したが蹴った瞬間入ると思った」と笑顔だった。