U-20 世界ラグビー選手権

世界との「邂逅」、課題掴む

予選プール第3日のスコットランド戦、突破を図る仲宗根(右)
予選プール第3日のスコットランド戦、突破を図る仲宗根(右)

6月5日から21日にかけて、東京・秩父宮ラグビー場など全国5会場で、第2回U―20(20歳以下)世界ラグビー選手権が行われ、蹴球部の仲宗根健太君(総2)が日本代表として出場した。
 日本で初めて開催されたラグビーの本格的な国際大会。16の国と地域が参加した今大会、日本代表のセンター(13番)として、仲宗根は予選プールB組の3試合(イングランド・サモア・スコットランド)、順位決定戦2試合(イタリア・ウルグアイ)の計5試合すべてに先発出場を果たした。予選プール第3日のスコットランド戦(6月13日)以降、プレースキッカーを任されると同時に、15位決定戦となった最終節のウルグアイ戦(6月21日)では1トライを決め日本代表の今大会初勝利に貢献するなど、チームの中軸として活躍した。
 なお、大会は昨年6月の第1回ウェールズ大会を制したニュージーランドが、2連覇を飾り閉幕した。

◇仲宗根、予選プール3試合を終えてのコメント
「(チームとしては)モール、バックスのアタックに関しては世界相手にも通用していたと思うが、接点、ブレイクダウンの部分で課題が残った。何より(海外の選手たちの)ボールへの反応、『嗅覚』の部分はすごいな、と。(個人として)彼らとはまだまだ経験の差があると痛感した」